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心理学の知識

仙台ひきこもり支援

ひきこもり支援カウンセリング

ひきこもり支援のためのメンタルヘルス

【 ひきこもる人は何につまずくのか? 】

(1)自分像の変容・身体像の変容――自分とは何か、あれこれ自分の欠陥を探して悩みつまずく。
自己の性格・容姿・能力などを非常に気にしている人もいる。

(2)価値観の変容・新しい価値観との同化の困難。
年齢の近い他者との一体感のない不安ととまどい(自分は周りと異なっているのではないか)。

(3)友人関係において、孤立に対する不安と親しくなることへの不安と戸惑い。
親しさを維持しようとしてかえって不安が高まる。

(4)青年期には、何かを選択しなければならない場面に遭遇することが多くなる。
しかし、選択するには別の何かを捨てなければならないということに納得できない。
(受け入れられない)。そのため、選択できない葛藤状態に陥り、苦悩する。

(5)一度は社会に出るが職業上の諸困難に遭遇し、職業不適応、職場不適応状態となる。

(6)一度は社会に出るが対人関係上の諸困難に遭遇し、対人関係処理に破綻をきたす。
恋愛・結婚の関係に困難をきたす場合もある。
(職業上の困難に伴い、対人関係・恋愛関係が破綻することもある)

(7)さらに現代日本社会が若者を受け入れる器を狭めつつあること、選択の機会を縮小しつつあることが、何かを選択しなければならないのに選択する機会がないという状態を生み出している。特に、社会に関わろうとしても適当な就職先がないことなどが若者の無力感を深める。

【 ひきこもりの定義 】

厚生労働省は、ひきこもりを『自宅にひきこもって学校や会社に行かず、家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヶ月以上続いており統合失調症(精神分裂病)やうつ病などの精神障害が第一の原因とは考えにくいもの』と定義している。

この厚生労働省の定義によるひきこもりの人数は、現在「推定100万人いる」と言われている。(あくまで推定人数で)
推定人数で発表される理由は、不登校の場合には、学校(教師)に対して調査すれば、信頼できる人数(教師がウソの報告をしないことが前提条件である)が報告されるが、ひきこもりの場合には、実態調査自体が困難であるため、ひきこもりの人数は推定するしかないからである。

一般的には、ひきこもりは、「自宅に引きこもって外出しない」状態を指す言葉として使用されるが、厚生労働省の定義では、うつ病などの精神疾患を持っているために、自宅から外出できない者は「ひきこもり」から除外されている。

【その理由】

うつ病(仮面うつ病を除く)などの精神疾患の場合には、脳内物質が健康な人と比べて、異常に少ないことが知られている。脳の脆弱性。(つまり、一種の脳の病気である。)

うつ病に代表される精神疾患の治療には、治療薬と休養が必要だと考えられているため、うつ病患者等の中には、自宅で療養生活を送っている者もいる可能性は大きい。

そうした精神疾患をわずらっている者が「自宅にひきこもって外出しない」場合には、厚生労働省は、ひきこもりとは考えずに自宅療養として扱っているようであり、厚生労働省は、「自宅療養を必要とする病気を持っていない」者で、外出しようと思えばできるにもかかわらず、長期間に渡って外出しないものを「ひきこもり」として、考えているようである。

☆仙台ひきこもり支援のためのメンタルヘルス(カウンセリング)では、ご本人が外出できない場合の対応法として、ご家族様がご相談に来室される場合が多く、その際は「ご家族様の負担軽減」のための対処法などを含めたカウンセリング支援とさせていただく事例が少なくありません。ご家族様の「お困り・お悩み」のご相談についても受付しております。ご家族様からのご相談、お待ち申し上げております。