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心理学の知識

ディスカウント理論|ゲーム分析 カウンセリング

仙台カウンセリング

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【ディスカウント理論|ストローク理論】

【ディスカウント】
値引き(ディスカウント)とは、何かをその価値より悪く、低く受け止めるものである。持って生まれた資質や可能性を歪めたり、傷つけたりするもの。
相手や自分を軽視したり、過小評価するなど値引き(ディスカウント)が、人と人とのコミュニケーションに大きく影響していることが多いものです。
ディスカウントは、相手を感情的、あるいは身体的に傷つけるような、非建設的な交流の形であらわれます。
値引き(ディスカウント)は、以下のようなものを含んでいます。受け身(無気力)、過剰適合、不安、自意識の低下、怒り、暴力。

●人間関係を構築する関わり=ストローク
・心理的成長を支援する
●人間関係を破壊する関わり=ディスカウント
・心理的成長を阻害する

▽自分へのディスカウントの例
褒められたとき、「そんなことないです」と否定(謙遜)する。
褒められたとき、自分のできないことだけを抽出する。
※プラスの言葉を肯定(受容)できない。

▽相手へのディスカウントの例
自分の価値観に到達できていない人を否定する。殴る、蹴るなど。

交流分析|ストローク理論
【ストローク】
「あなたがそこにいるのを私は知っている」という 存在認識の刺激交流分析では、人と人とのふれあいを「ストローク」という。ストロークには、陽性のストローク、陰性のストロークがある。人間が心身ともに成長するためには食物と同じように欠く事のできない、愛撫、接触、音、など生物学的刺激をストロークといい、肌のふれあい、心のふれあいを言います。

【プラスのストローク】陽性
無条件のプラスのストローク・・・あなたがいてくれるだけで幸せ。
条件付のプラスのストローク・・・たくさん稼いでくるなら大好き。

【マイナスのストローク】陰性
無条件のマイナスのストローク・・・あなたがいるだけで不愉快。
条件付のマイナスのストローク・・・たくさん稼いでくれないのなら別れます。

*人間関係の中で豊かさを感じるには、無条件の肯定的ストローク(プラスのストローク)を、より多く交換することです。肯定的なストロークを得るためのもっとも効果的な方法は、自分もそれ(肯定的で無条件のプラスのストローク)を他者に与えることです。

【ゲーム分析】

交流分析でいう心理ゲームとは、繰り返し繰り返し人間関係をこじらせたり、非建設的な結果を招いたりする行動パターンを意味します。心理ゲームとは、明瞭で予測可能な結果に向かって進行しつつある、一連の相補的、裏面的な交流。隠れた動機を伴い、しばしば反抗的で表面的にはもっともらしくみえる1組の交流を繰り返すこと。「わな」や「インチキ」を内蔵した一連のかけひきで、反復するのが特徴。

心理ゲームでは、表面だけみると、まことしやかな一連の相補的交流が進行して行きます。しかし、本音の裏面的メッセージが隠されていて、それを果たそうとA(アダルト)以外の自我状態が暗躍します。そこでよく観察すると予測可能で破壊的な結末をもって終結します。その幕切れはドラマチックで相手に不快感をもたらすことは確実です。心理ゲームを演じる人も結末で不快な後味の悪い感情(報酬)を味わいます。

【ゲームの目的】
陽性のストローク交換が不得手の人が、陰性のストロークを求めることにあります。

【ゲームの公式】(バーンの公式)ゲームの流れ
仕掛人+弱点を持つカモ=刺激→反応→役割交替(交流パターンの変化)→混乱→結末(別れ)
・仕掛人(隠れた動機がある)はカモになりやすい人を探します。それは手ごわいCPの強い人、同情しやすいNPの強い人、すねたりひねくれたりする癖のある愛情不足Cの強い人など、その育ちや性格の面で何らかの弱点をもつ人たちです。
・私たちが無意識のうちに行っている、最終的にうまくいかない、こじれるやりとり。「繰り返されるネガティブなコミュニケーションパターン」を分析します。
(※ご希望の方にはオプション有:修正方法も確認して行きます)

ある特定の人物と、事柄、きっかけは違うが、ほとんどがうまくいかず、けんかになったり、責められたり(責めてしまったり)する関係になる。最後は「怒り」「不愉快」「後悔」「自信喪失」など、不快な感情を報酬として受け取るといったコミュニケーションが、心理的ゲームです。
親しい関係ほど起きやすい、この「心理的ゲーム」を分析します。心理ゲームは生産的ではありませんので、理論を通してゲームを止める方法を学びます。
※人は他人と深く関わりたいと感じ、無意識(種は潜在意識の中に潜んでいる)に「心理的ゲーム」をしてしまうことがあるのです。

【心理ゲームの特色】
・ゲームには当人も全く気がつかない動機や目的が隠れていることが多い。
・愛情確認のねじれた姿
・恩をあだで返す(恩の与え方に自己破壊的な意図が潜んでいる)
・ゲームには予測可能な結末がある
・予測可能な結末に向かって進行する
・結末では、基本的構えのゆがみが証明される
・ゲームの結末には、ある特定の感情が伴う
・不快で、非建設的な感情を求め、それに浸ることがゲームの結末
・自分の怒りの正当化、劣等感、憎悪の念、抑うつ気分、恐怖、疑念など

【ゲームの例】
・はい、でもゲーム
・キック・ミーのゲーム(私を嫌ってくれ)
・仲間割れのゲーム
・あなたのせいでこんなになったんだゲーム
・ひどいもんだ(大騒ぎ)ゲーム
・決裂のゲーム
・あら探しのゲーム
・苦労症のゲーム
・あなたをなんとかしてあげたいと思ってるんだゲーム
・義足のゲーム
・その他

※交流分析講座ではチェックリストも用いながら自分自身のゆがみや心理ゲームのタイプ、傾向などについて知ることができます。傾向がわかると対策
が立てやすくなり、人間関係での負担(ダメージ)を最小限に減らして行くことが可能になります。
仙台 でディスカウント理論を学び、ゲーム分析 カウンセリングのスキルをUPして行きます。

◆【交流分析】リンク

◆仙台の交流分析|エリック・バーン
◆仙台の交流分析|自我状態
◆仙台の交流分析|幼児決断
◆ディスカウント理論|心理ゲーム分析
◆交流パターン分析|裏面的交流
◆エゴグラム|デユセイ
◆人生脚本|脚本衝動の具体例

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