knowledge

心理学の知識

人間関係の改善とコミュニケーション心理学

仙台カウンセリング
仙台で心理カウンセリングの仕事をする時に。
知っておきたい心理カウンセラーの知識と情報。

【心理学の理論や心理技法】

「心理学の理論や心理技法」は、”こころの仕組み” を基本に、
「コミュニケーション」 についても、
分かりやすく体系化されている点が ”魅力” です。

今まで、数多くの修了生が心理学を学び、
日常に活かすことで、より豊かな人間関係を新たに築いています。

仙台でカウンセラーの仕事】

日常で起こる内面での葛藤や、さまざまな喪失体験によって引き起こされる悲嘆、
心身の問題の軽減及び、解決に向かうプロセスを心理的に援助すること。

【カウンセラーの役割】

1、見立て
葛藤や悲嘆を癒すよう、短期・中期・長期的な、見通しを見立て、
初期は、そばに寄り添い、傾聴にて関わるようにする。
(*悲嘆は、人生において誰もが直面する普遍的な感情でもある)

2、受容・共感・支持
わかっているが認めたくないという、あいまいな気持ち、抵抗感に寄り添いながらも、
問題を現実のものとして認識し、受容できるよう援助する。

3、表現のサポート
問題軽減及び解決への過程を理解し、言葉に出来る感情も出来ないものも、
抑圧することなく、できるだけ表現できるよう促す。

4、セラピー
受け入れがたい苦痛を感じている時、何らかの緩衝工作を施しながら、
徐々に乗り越えて行けるよう援助する。

5、人間関係の再構築
失ったものなしに、生きていく気持ちを整理し、
心理的自立と、適応のために必要な行動の準備をサポートする。

6、リスクマネジメント
病的な反応を識別し、必要に応じて専門医(精神科医)などにリファーする。
(カウンセリングでは対応に限界があることを見極める)

※カウンセラーは、個人差を認識し、場面に応じて柔軟な対応を心がける必要がある。
様々な問題をクリアし、より豊かな人生へと旅立っていく姿は感動的でさえある。
カウンセラーには、それに立ち合える喜びがある☆

☆ 皆様にお会いできますこと、楽しみにお待ちしております ☆

公認心理師|国家資格|公認心理師 試験結果|公認心理師法

仙台カウンセリング

公認心理師|国家資格|公認心理師 試験結果|公認心理師法

公認心理師法(国家資格)は、
平成27年(2015年)9月9日に議員立法により成立し、9月16日に公布され、
平成29年(2017年)9月15日に施行されました。

☆第8回公認心理師 国家試験は令和7年3月2日
【2025年3月2日 第8回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数
・合 格 者 数
・合 格 率

☆第7回公認心理師 国家試験は令和6年3月3日
【2024年3月3日 第7回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数 2,089人
・合 格 者 数 1,592人
・合 格 率 76.2 %

☆第6回公認心理師 国家試験は令和5年5月14日
【2023年5月14日 第6回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数 2,020人
・合 格 者 数 1,491人
・合 格 率 73.8 %

☆第5回公認心理師 国家試験は令和4年7月17日
【2022年7月17日 第5回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数  33,296 人
・合 格 者 数  16,084 人
・合 格 率   48.3 %

☆第4回公認心理師 国家試験は令和3年9月19日
【2021年9月19日 第4回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数  21,055 人
・合 格 者 数  12,329 人
・合 格 率   58.6 %

☆第3回公認心理師 国家試験は令和2年12月20日
【2020年12月20日 第3回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数  13,629 人
・合 格 者 数   7,282 人
・合 格 率   53.4 %

☆第2回公認心理師 国家試験は令和元年8月4日
【2019年8月4日 第2回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数  16,949 人
・合 格 者 数   7,864 人
・合 格 率   46.4 %

☆第1回公認心理師 国家試験は、平成30年9月9日
【2018年9月9日 第1回公認心理師試験結果】
・受 験 者 数   35,020人
・合 格 者 数   27,876人
・合 格 率    79.6 %

※公認心理師法(平成27年法律第68号)に基づき実施した、
第1回公認心理師試験(追加試験)平成30年12月16日実施の結果等

☆第1回公認心理師 国家試験(追加試験)は、平成30年12月16日に実施
【2018年12月16日 第1回公認心理師試験結果】※追加試験:北海道
・受 験 者 数  1,083 人
・合 格 者 数    698 人
・合 格 率    64.5 %
(※追加試験は北海道の台風被害により設けられた)

【公認心理師】
公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、
公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、
心理学に関する専門的知識及び技術をもって、
次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。

(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
(2)心理に関する支援を要する者に対する、
その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、
指導その他の援助
(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

公認心理師法概要

【目的】
公認心理師の資格を定めて、その業務の適正を図り、
もって国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的とする。

【定義】
「公認心理師」とは、公認心理師登録簿への登録を受け、
公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、
心理学に関する専門的知識及び技術をもって、
次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。

① 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
② 心理に関する支援を要する者に対する、
その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
③ 心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、
指導その他の援助
④ 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

【国家試験】
公認心理師として必要な知識及び技能について、
主務大臣が公認心理師試験を実施する。
受験資格は、以下の者に付与する。

① 大学において主務大臣指定の心理学等に関する科目を修め、
かつ、大学院において主務大臣指定の心理学等の科目を修めて
その課程を修了した者等
② 大学で主務大臣指定の心理学等に関する科目を修め、
卒業後一定期間の実務経験を積んだ者等
③ 主務大臣が①及び②に掲げる者と同等以上の
知識及び技能を有すると認めた者

【義務】
1 信用失墜行為の禁止
2 秘密保持義務(違反者には罰則)
3 公認心理師は、業務を行うに当たっては、
医師、教員その他の関係者との連携を保たねばならず、
心理に関する支援を要する者に当該支援に係る主治医があるときは、
その指示を受けなければならない。

【主務大臣】
文部科学大臣及び厚生労働大臣

【経過措置】
既存の心理職資格者等に係る受験資格等について所要の経過措置を設ける。

【公認心理師】(こうにんしんりし)とは、
公認心理師法を根拠とする日本の心理職国家資格である。

【心理職の国家資格】
名称独占資格として規定される(第44条第1項)とともに、
資格創設(全面施行)以降、公認心理師の有資格者以外は、
「心理師」という文字の使用禁止が規定された(第44条第2項)。

◆公認心理師は、現行の「臨床心理士」と同様、
教育、医療・保健、福祉、司法・矯正、労働・産業、学術・研究など、
多岐にわたる活動領域を想定しており、
特定の分野に限定されない「汎用性」「領域横断性」を特長とする
心理職国家資格を旨とするものである。
そのため、文部科学省と厚生労働省による共管とされ、
主務大臣は文部科学大臣と厚生労働大臣と規定されている。

◆公認心理師が行う心理的行為としては、
「心理検査」「カウンセリング」「心理療法」といった
「心理的支援」や「コンサルテーション」、「心理教育」等を想定して、
「一、心理に関する支援を要する者の心理状態の観察・分析」
「二、心理に関する支援を要する者との心理相談による助言・指導」
「三、心理に関する支援を要する者の関係者との心理相談による助言・指導」
「四、メンタルヘルスの知識普及のための教育・情報提供」の4種が掲げられている(第2条)。

この点は現行の臨床心理士の専門業務
(①「臨床心理査定」②「臨床心理面接」③「臨床心理学的地域援助」
④「①~③に関する調査・研究」)を鑑み、規定された。
但し、公認心理師は臨床心理士にとって変わるものではなく、臨床心理士の資格は今後も残り、公認心理師と共存していくものと考えられている。

公認心理師|臨床心理士|産業カウンセラー|資格取得の要件と方法

仙台カウンセリング
公認心理師|臨床心理士|産業カウンセラー|資格取得の要件と方法

【心理カウンセラーの資格について】
日本での心理職:心理カウンセラーなど心に関する「国家資格」は、
公認心理師です。

民間資格については、民間の各団体や協会、個人が各自認定する資格が混在しています。民間資格の場合は、公認心理師や、医師、看護師(国家資格)のように、資格があれば仕事に就けるというものは特に存在しません。カウンセラーの資格を取得しなければ仕事ができないのでは、と考えられていますが、仕事にして行きたいのであれば、実習と経験を重ね、実力、知識、技術を身につけるという事が不可欠です。身近な人の相談や一般的なカウンセリングを行いたい場合は、民間のカウンセリングスクールで学び、仕事が実際ある所を探す又は、独立開業という選択肢もあります。
ここでは公認心理師(国家資格)や臨床心理士、産業カウンセラーの資格取得方法や受験条件などについて記しております。

☆仙台心理カウンセリング&スクールのカウンセラー養成講座は、理論と実習を通して自己理解を深めながら、カウンセリング技術を徐々に身につけることが、可能なカリキュラム構成となっております。講師は女性の産業カウンセラーです。

産業カウンセラー【認定機関:(社)日本産業カウンセラー協会】

・1960年:日本産業カウンセラー協会が誕生。
・1970年:(旧)労働大臣の許可により社団法人:日本産業カウンセラー協会となった。
・1990年:産業カウンセラー資格が厚生労働省(旧労働省)の技能審査資格として認定された。
この認定制度は行政改革により、2001年度末で終了、以後民間資格となった。
現在は(社)日本産業カウンセラー協会がその認定を行なっている。
産業カウンセラーは、心理的手法を用いて、働く人たちが抱える問題を、自らの力で解決できるよう援助することで社会に貢献する専門家を認定する資格である。カウンセラーの資格には民間の認定資格が多数存在する中で、産業カウンセラーは知名度の高い資格として知られている。(日本産業カウンセラー協会)

【産業カウンセラーの任務】
「企業従業員全員を対象として、その心身両面における健康の回復・維持ならびに増進について、主としてカウンセリング業務を通じて貢献し、ひいては各企業や産業全体の活性化と発展に寄与することをその任務とする。」(「産業カウンセリング」内山喜久雄編著 日本文化科学社)

【産業カウンセラーの現状】
「産業カウンセラー」の肩書きだけで十分な収入を得るのは難しいかもしれない。しかし、企業(事業主)の安全配慮義務が労働者の精神衛生面まで拡大された今日、企業は健康相談室の設置などメンタルヘルスに力を入れざるを得ない状況にあり、産業カウンセラーのニーズは年々増加傾向にある。

【産業カウンセラーの試験】
(社)日本産業カウンセラー協会が定める受験要件を満たして受験資格が得られる。毎年1月実施の産業カウンセラー試験(筆記及び実技)を受験し合格した者に資格証が交付される。年1回の更新制度あり。更新料が必要。

産業医や保健師、看護師などの医療従事者、教師などの教育関係者、企業の管理職や人事関係者などのカウンセリングマインドが求められる業種・職種においては、その職務遂行を助ける有用な資格といえる。

臨床心理士【認定機関:(財)日本臨床心理士資格認定協会】

・臨床心理士とは、臨床心理学の知識や技術を基に心理的なことを取り扱う心の専門家で、公立学校スクールカウンセラーの資格要件になっていたり、医療機関でも臨床心理士を資格要件としているところが多い。
・1995年に旧文部省管轄で臨床心理士の資格認定制度が設けられた。
臨床心理職の国家資格化に関する議論が、旧厚生省や国会で議論されたが立法化実現には至らず。
・「臨床心理士」養成に関しては心理系大学院の修士課程を卒業する事が必須であり、 その後、臨床心理士の資格試験に合格して「臨床心理士」資格が取得可能。

公認心理師:国家資格(厚生労働大臣及び文部科学大臣)

公認心理師法は、平成27年(2015年)9月9日に議員立法により成立し、
9月16日に公布され、平成29年(2017年)9月15日に施行された。

☆第1回公認心理師 国家試験は平成30年(2018年)9月9日に実施された。
*第1回公認心理師 国家試験(自然災害による追加試験)は平成30年(2018年)12月に実施された。
☆第2回公認心理師 国家試験は令和元年(2019年)8月4日に実施
*第3回公認心理師 国家試験(2020年6月21日予定)は、
コロナ自粛の影響により延期(2020年12月20日に実施)
☆第4回公認心理師 国家試験は令和3年(2021年)9月19日に実施
☆第5回公認心理師 国家試験は令和4年(2022年)7月17日に実施
☆第6回公認心理師 国家試験は令和5年(2023年)5月14日に実施
☆第7回公認心理師 国家試験は令和6年(2024年)3月3日に実施
☆第8回公認心理師 国家試験は令和7年(2025年)

【公認心理師】
公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。
(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

公認心理師法概要
【目的】
公認心理師の資格を定めて、その業務の適正を図り、もって国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的とする。

【定義】
「公認心理師」とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。
1,心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
2,心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
3,心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
4,心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

【国家試験】
公認心理師として必要な知識及び技能について、主務大臣が公認心理師試験を実施する。受験資格は、以下の者に付与する。
① 大学において主務大臣指定の心理学等に関する科目を修め、かつ、大学院において主務大臣指定の心理学等の科目を修めてその課程を修了した者等
② 大学で主務大臣指定の心理学等に関する科目を修め、卒業後一定期間の実務経験を積んだ者等
③ 主務大臣が①及び②に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者

【義務】
1 信用失墜行為の禁止
2 秘密保持義務(違反者には罰則)
3 公認心理師は、業務を行うに当たっては、医師、教員その他の関係者との連携を保たねばならず、心理に関する支援を要する者に当該支援に係る主治医があるときは、その指示を受けなければならない。

【主務大臣】
文部科学大臣及び厚生労働大臣

【経過措置】
既存の心理職資格者等に係る受験資格等について所要の経過措置を設ける。

【公認心理師】(こうにんしんりし)とは、
公認心理師法を根拠とする日本の心理職国家資格である。

【心理職の国家資格】
名称独占資格として規定される(第44条第1項)とともに、資格創設(全面施行)以降、公認心理師の有資格者以外は、「心理師」という文字の使用禁止が規定された(第44条第2項)。

◆公認心理師は、現行の「臨床心理士」と同様、教育、医療・保健、福祉、司法・矯正、労働・産業、学術・研究など、多岐にわたる活動領域を想定しており、特定の分野に限定されない「汎用性」「領域横断性」を特長とする、心理職国家資格を旨とするものである。そのため、文部科学省と厚生労働省による共管とされ、主務大臣は文部科学大臣と厚生労働大臣と規定されている。

◆公認心理師が行う心理的行為としては、
「心理検査」「カウンセリング」「心理療法」といった
「心理的支援」や「コンサルテーション」、「心理教育」等を想定して、
「一、心理に関する支援を要する者の心理状態の観察・分析」
「二、心理に関する支援を要する者との心理相談による助言・指導」
「三、心理に関する支援を要する者の関係者との心理相談による助言・指導」
「四、メンタルヘルスの知識普及のための教育・情報提供」の4種が掲げられている(第2条)

この点は現行の臨床心理士の専門業務
(①「臨床心理査定」②「臨床心理面接」③「臨床心理学的地域援助」
④「①~③に関する調査・研究」)を鑑み、規定された。
但し、公認心理師は臨床心理士にとって変わるものではなく、
臨床心理士の資格は今後も残り、公認心理師と共存していくものと考えられている。

認定心理士【認定機関:日本心理学会】

日本心理学会は、1994年(平成6年)9月文部省から社団法人認可を受ける。2011年(平成23年)4月から内閣府の認定を受け公益社団法人となる。

【認定心理士資格申請の種類】*認定申請のみ:認定試験なし

(A)認定申請(大学卒業後の申請)
認定心理士の認定申請は、大学を卒業した後で資格取得希望者が個人の資格で申し込むことが原則。4年制の大学を卒業し、その在学期間に取得した単位を認定単位として申請します。大学卒業後、他大学で履修した単位をあわせて申請することも可能。

(B)仮認定申請(大学卒業前の申請)
卒業前に「仮認定」を受けて条件付きの「仮認定証」を受領できる「仮認定制度」がある。
仮認定制度は、「申請書どおりの単位が卒業時に修得されていることが認定委員会で確認できた段階で認定心理士の資格を授与する」ということを卒業前に保証するもの。
「仮認定審査」の申請の手続きができる者は、申請書提出時に卒業見込証明書が発行される、在学中の学生に限る。
なお、認定単位として申請する単位はすでに取得した単位に限られる。仮認定の場合は申請時点までの単位取得を証明するために成績証明書と卒業見込み証明書の提出が必要。

(C)日本心理学会会員の優遇措置
申請時現在まで日本心理学会に5年以上連続して正会員として在籍し、本務校において心理学関連科目を担当する大学等(四年制大学、短期大学、高等専門学校、専門学校)の教員は、所定の手続によってこれらの事項を認定委員会へ届けることによって、資格審査を受け、資格認定を受けることができる。

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仙台カウンセリング【2009年3月開業】
仙台心理カウンセリング&スクールのカウンセラー養成講座は、理論と実習、自己理解を通してカウンセリング技術を、徐々に身につけることが可能なカリキュラム構成となっております。修了された皆様には『修了証』を発行いたします。

交流分析の人生脚本|脚本衝動チェックと分析

仙台心理カウンセリング&スクールで人生脚本を学ぶ|人生脚本分析

自分自身の「人生のシナリオ」人生脚本を分析し、不適切なシナリオを手放し、より良いシナリオに書き換えていきます。交流分析の理論では、私たち人間は9歳頃までの体験を潜在意識に蓄積し、その蓄積された情報の種を基に9~12歳頃まで「これからの人生どう生きていくか」というシナリオ(人生脚本)を書くと言われています。これらのシナリオ(人生脚本)は大きく分けると3種類あり「勝者」「敗者」「どちらでもないもの」があります。

・勝者⇒「お金」「財産」「地位」などでなく、「自分の能力や可能性を発揮して生き生きと生きている人」(自己実現の脚本)
・敗者⇒「自分の能力を発揮せずに、私はダメだ・・私はできない・・」といいながら生きている人(破壊的な脚本)
・どちらでもない者⇒「時々勝ったり、時々負ける」全体を見てみると”勝ってもいないし、負けていもいない”という人(平凡な脚本)

自分の脚本を点検・確認・自覚し、敗者の脚本を手放し、望む脚本(勝者の脚本:自己実現の脚本)へ修正して行くことを目指します。

人生脚本|脚本衝動 カウンセリング

人間の「無意識」という働きのひとつに、過去の経験での快適ゾーン(コンフォートゾーン)に戻り、安定しようとする働きがあります。
※辛い体験を多くしてきた人は「辛い体験」がコンフォートゾーンになります。
このことを理解せずに、目標設定すると、目標達成したにも関わらず、潜在意識(無意識)が元に戻ろう、コンフォートゾーンに戻ろうと働くのです。これを、交流分析の脚本分析では、「脚本衝動」と呼びます。脚本衝動は仙台心理の『交流分析』(全5回)の4回目で学ぶことができます。

例1)念願のレストランOPEN、お店は予約でいっぱいにも関わらず、不安、心配でたまらなくなる。
例2)幸せいっぱいの新婚生活なのに、なぜか安心感が得られず心配、不安になる。
例3)望んでいた有名大学に合格したのに、嬉しい気持ちより、不安感が浮上する。

新しいことに取り組み始めたが、慣れないことでうまく行かず、今までの自分:コンフォートゾーンに戻ってしまう。ダイエットの途中であるにも関わらず、キツいから・・ ま、いいっか!、と諦め、いつもの日常に戻ってしまう。新しい生活スタイルに慣れるまでは、時々やってくる、この「脚本衝動」を意識し、クリアするトレーニングをすると良いでしょう。

徐々に新しい環境に慣れ、さらなる向上心が湧いてくる可能性も高まります。継続して行くと、やがて「成功体質」に変化します。 新しいことを習慣化するためには、繰り返してやり続けることが不可欠です。そうでなければ、せっかく手に入れた目標達成が、苦痛だけのものになってしまいます。

目標を決めて歩き始めたら、納得感をGETするまでは、スローペースで構わないから、歩き続けて下さい。カウンセラーは、あなたのベストパートナー。あなたのペース・歩幅に合わせて伴走します^^。

◆ 仙台心理カウンセリング&スクール ◆
【マンツーマン心理学講座】*個人レッスン
初心者はもちろん、プロとしてスキルアップしたい方まで、マンツーマンの指導により、きめ細かく対応いたします。

◆【交流分析】リンク

◆仙台の交流分析|エリック・バーン
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ディスカウント理論|ゲーム分析 カウンセリング

仙台カウンセリング

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【ディスカウント理論|ストローク理論】

【ディスカウント】
値引き(ディスカウント)とは、何かをその価値より悪く、低く受け止めるものである。持って生まれた資質や可能性を歪めたり、傷つけたりするもの。
相手や自分を軽視したり、過小評価するなど値引き(ディスカウント)が、人と人とのコミュニケーションに大きく影響していることが多いものです。
ディスカウントは、相手を感情的、あるいは身体的に傷つけるような、非建設的な交流の形であらわれます。
値引き(ディスカウント)は、以下のようなものを含んでいます。受け身(無気力)、過剰適合、不安、自意識の低下、怒り、暴力。

●人間関係を構築する関わり=ストローク
・心理的成長を支援する
●人間関係を破壊する関わり=ディスカウント
・心理的成長を阻害する

▽自分へのディスカウントの例
褒められたとき、「そんなことないです」と否定(謙遜)する。
褒められたとき、自分のできないことだけを抽出する。
※プラスの言葉を肯定(受容)できない。

▽相手へのディスカウントの例
自分の価値観に到達できていない人を否定する。殴る、蹴るなど。

交流分析|ストローク理論
【ストローク】
「あなたがそこにいるのを私は知っている」という 存在認識の刺激交流分析では、人と人とのふれあいを「ストローク」という。ストロークには、陽性のストローク、陰性のストロークがある。人間が心身ともに成長するためには食物と同じように欠く事のできない、愛撫、接触、音、など生物学的刺激をストロークといい、肌のふれあい、心のふれあいを言います。

【プラスのストローク】陽性
無条件のプラスのストローク・・・あなたがいてくれるだけで幸せ。
条件付のプラスのストローク・・・たくさん稼いでくるなら大好き。

【マイナスのストローク】陰性
無条件のマイナスのストローク・・・あなたがいるだけで不愉快。
条件付のマイナスのストローク・・・たくさん稼いでくれないのなら別れます。

*人間関係の中で豊かさを感じるには、無条件の肯定的ストローク(プラスのストローク)を、より多く交換することです。肯定的なストロークを得るためのもっとも効果的な方法は、自分もそれ(肯定的で無条件のプラスのストローク)を他者に与えることです。

【ゲーム分析】

交流分析でいう心理ゲームとは、繰り返し繰り返し人間関係をこじらせたり、非建設的な結果を招いたりする行動パターンを意味します。心理ゲームとは、明瞭で予測可能な結果に向かって進行しつつある、一連の相補的、裏面的な交流。隠れた動機を伴い、しばしば反抗的で表面的にはもっともらしくみえる1組の交流を繰り返すこと。「わな」や「インチキ」を内蔵した一連のかけひきで、反復するのが特徴。

心理ゲームでは、表面だけみると、まことしやかな一連の相補的交流が進行して行きます。しかし、本音の裏面的メッセージが隠されていて、それを果たそうとA(アダルト)以外の自我状態が暗躍します。そこでよく観察すると予測可能で破壊的な結末をもって終結します。その幕切れはドラマチックで相手に不快感をもたらすことは確実です。心理ゲームを演じる人も結末で不快な後味の悪い感情(報酬)を味わいます。

【ゲームの目的】
陽性のストローク交換が不得手の人が、陰性のストロークを求めることにあります。

【ゲームの公式】(バーンの公式)ゲームの流れ
仕掛人+弱点を持つカモ=刺激→反応→役割交替(交流パターンの変化)→混乱→結末(別れ)
・仕掛人(隠れた動機がある)はカモになりやすい人を探します。それは手ごわいCPの強い人、同情しやすいNPの強い人、すねたりひねくれたりする癖のある愛情不足Cの強い人など、その育ちや性格の面で何らかの弱点をもつ人たちです。
・私たちが無意識のうちに行っている、最終的にうまくいかない、こじれるやりとり。「繰り返されるネガティブなコミュニケーションパターン」を分析します。
(※ご希望の方にはオプション有:修正方法も確認して行きます)

ある特定の人物と、事柄、きっかけは違うが、ほとんどがうまくいかず、けんかになったり、責められたり(責めてしまったり)する関係になる。最後は「怒り」「不愉快」「後悔」「自信喪失」など、不快な感情を報酬として受け取るといったコミュニケーションが、心理的ゲームです。
親しい関係ほど起きやすい、この「心理的ゲーム」を分析します。心理ゲームは生産的ではありませんので、理論を通してゲームを止める方法を学びます。
※人は他人と深く関わりたいと感じ、無意識(種は潜在意識の中に潜んでいる)に「心理的ゲーム」をしてしまうことがあるのです。

【心理ゲームの特色】
・ゲームには当人も全く気がつかない動機や目的が隠れていることが多い。
・愛情確認のねじれた姿
・恩をあだで返す(恩の与え方に自己破壊的な意図が潜んでいる)
・ゲームには予測可能な結末がある
・予測可能な結末に向かって進行する
・結末では、基本的構えのゆがみが証明される
・ゲームの結末には、ある特定の感情が伴う
・不快で、非建設的な感情を求め、それに浸ることがゲームの結末
・自分の怒りの正当化、劣等感、憎悪の念、抑うつ気分、恐怖、疑念など

【ゲームの例】
・はい、でもゲーム
・キック・ミーのゲーム(私を嫌ってくれ)
・仲間割れのゲーム
・あなたのせいでこんなになったんだゲーム
・ひどいもんだ(大騒ぎ)ゲーム
・決裂のゲーム
・あら探しのゲーム
・苦労症のゲーム
・あなたをなんとかしてあげたいと思ってるんだゲーム
・義足のゲーム
・その他

※交流分析講座ではチェックリストも用いながら自分自身のゆがみや心理ゲームのタイプ、傾向などについて知ることができます。傾向がわかると対策
が立てやすくなり、人間関係での負担(ダメージ)を最小限に減らして行くことが可能になります。
仙台 でディスカウント理論を学び、ゲーム分析 カウンセリングのスキルをUPして行きます。

◆【交流分析】リンク

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交流分析 TA|禁止令と幼児決断

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交流分析|禁止令と幼児決断
仙台心理カウンセリング&スクール

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【脚本分析 人生脚本 幼児決断】

【脚本分析】
脚本分析とは、自分の人生を客観的にみる作業です。人生をドラマとしてみると、悩みや喜怒哀楽、期待される結末がみえてきます。その中で、自分が演じている役割を脚本と呼んでいます。また、ハッピーエンドにするには、どのようにすれば良いかを考えることもできます。

【人生脚本】
脚本は、私たちが子ども時代に両親(養育者)の影響をうけて発達し、その後の人生体験によって強化、固定化された人生計画(青写真)なのです。脚本は、人生の重要な局面、たとえば就学、就職、結婚の選択などの行動を決定するほど強力なもので、私たちの生き方に大きな影響を与えます。脚本を分析することで、今まで宿命とか運命とかあきらめていたものが、実は自分が無意識のうちに強迫的に演じていたドラマであることに気づきます。また、人格形成の過程もわかり人生早期に作られた「基本的な構え」などについて知ることができます。そこで、自分がどのような脚本を演じるかを見極め、今までの非建設的な脚本を書き直すことで、そこからの支配(観念主導型)を脱して、真の自分を生きる可能性をフルに生かすこともできるのです。

『TAの究極の目標は脚本分析である。なぜなら脚本が個人の運命とアイデンティティーを決定するからである』
by エリック・バーン(アメリカの精神科医)

【バーンの定義】
脚本とは、人生の早期に親の影響のもとに発達し、現在も進行形のプログラムを言い、個人の人生のもっとも重要な局面でどう行動すべきか指図するものである。

【主人公は自分】
自分の脚本を知ることで、脚本に縛られず、自分自身の手で人生を知り開けるようになることを目指すのが脚本分析の意図であり、交流分析の目標です。交流分析では、自分自身の脚本を書き直すことができると考えます。

【幼児決断】

・親(養育者)は、子どもを育てている間、無意識にたくさんのメッセージを子どもに与えています。そのメッセージを子どもは取り入れ、自分の中でどのように生きていくか決めます。これを交流分析では、「幼児決断」と呼びます。
・幼児決断は、早期に幼児の感情をもとに決めることです。幼児決断をもとに、自分はこう生きようとシナリオを書く。これが、「人生脚本」です。
・幼児決断は両親(養育者)から、さまざまな禁止令(インジャンクション)を受けながらなされるものです。

【ドライバー 拮抗禁止令 禁止令】

禁止令に拮抗するという意味で拮抗禁止令と呼ばれる(以下の5つのドライバー)
「完璧であれ」「他人を喜ばせよ」「努力せよ」「強くあれ」「急げ」

交流分析(TA)では、人は誰でも幼児期の養育者とのやり取りから「自分をかなしばりにするもの」(駆り立てるもの)を身につける。少し成長してからそれを乗り越える「上手く生きていく知恵」を身につけて、この世の荒波を乗り越えようとする。その中で強すぎて自分を「駆り立てるもの」となってしまったものが、「ドライバー」と言われるもの。「駆り立てるもの」は、人生の重要な場面やストレス状態で行動の癖として現れ、トラブルや不幸の基になっている。「駆り立てるもの」は人によって身につけているものが異なり、いつもイライラしている人は「急げ」に駆り立てられているかもしれません。

「駆り立てるもの」には次の5種類。
まず、自分が持っている「駆り立てるもの」、即ち、「いつも自分を急き立てているもの」から解放されれば、自分らしい楽な自分に変身出来る。
◆あなたは、次のうち、どの「駆り立てるもの」をもっていますか? 次の特徴から選んでみましょう。

1.【完全であれ・完璧であれ】
何かしようとするとき、繰り返し「完全にやりなさい」と言われていました。大人になっても「完全にやらなければならない」と、自分は勿論、他人に対しても完全を要求します。好い格好をしたいので、大げさに言ったり、余計なことを言ったりします。他人の短所をつい指摘したくなります。途中での中断が嫌いです。相手の質問に答えられないと、惨めな思いがこみ上げ、焦ってうろたえます。(身体の特徴:緊張・肩こり・頭痛・正しい姿勢・高い声で語尾が下がる・オーバーなジェスチャー)

2.【他人を喜ばせろ】
繰り返し「喜ばせなさい」と言われていました。他人には優しく心から喜んで貰えるように努めます。また人が私を喜ばせるのは当然のことと思っています。また、他人への思いやりは強く自分を犠牲にしてまでも他人につくすので自分が不自由です。人からどう思われているか気になり、冷たくされたり、拒否されるのは、とても恐ろしいことです。(身体の特徴:胃痛・無理をする・低姿勢・丸い背中・うなずき・前かがみ・穏やかな声・和顔)

3.【一生懸命にやれ・努力せよ】
繰り返し「一生懸命やりなさい。努力しなさい」と言われていました。大人になっても「何事も努力が肝心だ」と思っています。結果よりも努力が大事です。ただ努力さえしていれば大丈夫です。努力!努力!これ以外にありません。結果は二の次です。私は「質問にずばり答えないで、歯切れがわるく煮え切らない」と人に言われることがあります。これは一生懸命に、より良い答えをしようとする努力の表れです。(身体の特徴:肩こり・胃に緊張感・かたい姿勢・早口・いつも説得調・力強いジェスチャー・厳しい表情・前のめり)

4.【強くあれ】 
親から繰り返し「泣いてはいけない、こらえなさい、我慢しなさい」と言われていました。大人になっても喜怒哀楽を表にださず厳しく自分をいましめています。弱い自分をさらけださないように、自分のしたことを周囲に知られないように注意します。映画をみたり、小説を読むときも、感動、感激したりしません。他人が簡単に泣いたり、喜んだりするのをみると嫌になります。私の話し方は単調で抑揚がないためか「強がってて、何を考えているのかわからない」などといわれ、無性に腹が立つことがあります。(身体の特徴:胃潰瘍・腕組み・脚組み・低音で大声・への字の口・無表情・反応に間がある)

5.【急げ】
繰り返し「急ぎなさい」「早くしなさい」といわれたので、大人になっても、私はいつもセカセカしています。時間を気にしてよく時計を見ます。本を読んでいる時でも、次は何をしようか考えていることがあって、どこを読んでいるのかわからなくなります。待つことが苦手で、何かしていないと気が落ち着きません。駅で電車を待っているときでも、読書、メール、足踏み、何か動作をしていることが多いです。いつも焦って、早めに仕事をこなしますが、じっくり検討する時間も惜しむので、中途半端になりがちです。(身体の特徴:セカセカしている・前かがみ・イライラ・大声で早口・ポイントしか話さない・話を中断する・眉間に皺・目つきが悪い・目つきが突然変わる)

◆人生の重要な場面、ストレス状態では、これらが強力に現れる。それを実行していることに自分が気づいて手放せば人生が変わる。

※仙台心理カウンセリングでは交流分析の幼児決断・ドライバーについてチェックリストなどを用いながら学ぶことができます。また、本来の自分がしあわせに生きるための「幼児期心理」クリアリングセッション集中プログラムもございます。(*手放す手段を身につけるための短期集中コース)。ご希望される皆様はお問い合せ下さい。

【12の禁止令】

禁止令は「~するな」と、一般的には非言語的に伝えられるメッセージで、子供の頃の信条や人生脚本に組み込まれたメッセージである。
存在するな、自分自身であるな、自分の性であるな、子供であるな、成長するな、成功するな、重要であるな、所属するな、近づくな、健康であるな、考えるな、感じるな、加えて、エピスクリプト(かりたてるもの)というものがある。

『グールディングの禁止令』
子供に対して親から送られるメッセージの中には、子供の心を徐々に蝕み、不登校や非行などの要因となる言葉があります。グールディング夫妻は「するな」という否定的なメッセージを12種類定めて、それを【禁止令】と名づけました。下記12種類(グールディング夫妻の禁止令は<>内の言葉です)

1 <するな>
恐怖心の強い親たちによって与えられる。彼らは子供に「階段のそばに行ってはいけません」「木のぼりをしてはいけない」「ローラースケートはだめよ」など。(過保護)

2 <存在するな>
「あんたなんか生まれてこなければよかったのよ」に代表される、最も否定的で強烈な禁止令。「あなたたち子どもさえいなければお父さんと離婚するんだけど」的な、微妙な形で与えられる。虐待など含む。

3 <親しくなるな><近寄るな>
決定的な愛情不足、スキンシップ不足からくる禁止令。親の離婚や別居の経験。養育者が何度も変わった子が受けやすいといわれています。親しくなってもいずれは死ぬ。

4 <重要であるな>
「黙っていなさい」「こどもはあっちへ行ってなさい」など大人ばかりを尊重し、こどもの主張を認めない抑圧的な家庭から受けやすいメッセージ。こどもは自分を軽視し、目立たないように生きようとする。

5 <子どもであるな>
経済的に貧困で早くから稼ぎ手とならざるを得なかったり、あまりにも厳格で童心を許さない家庭などが与えやすいメッセージと考えられます。父親が死んで「あなたが頼りよ」と言われた長男がその期待にこたえようとする例。長女、長男が幼い弟妹の面倒を任されるなど。

6 <成長するな>
過保護な母親にいつまでも「○○ちゃんが一番大事よ」と溺愛されたり、祖父母に猫かわいがりされた場合にこの、禁止令が書き込まれる可能性があります。末っ子や一人っ子がもらいやすいといわれています。

7 <成功するな>
「おまえは肝心なところで失敗する」「お前は何をやっても駄目だ」に代表される禁止令で挫折や失敗に結びつくメッセージ。

8 <男(女)であるな>
「女は損よ」「あんたが男の子だったらねぇ~」といった性のアイデンティティを否定するメッセージ。

9 <健康であるな、正気であるな>
体が弱いのだから無理をするな 子どもが病気の時は熱心に世話をするが、普段はあまり子どもにかまわない親からもらいやすい禁止令。子どもは「病気になればかわいがってもらえる」という思いから「不健康になろう」と決心してしまいます。

10 <属するな>
「あんな子と遊ぶな」「部活なんかしていたら受験に失敗するよ」など、非社交的だったり子どもの活動を制限したりする親から受けやすいメッセージ。子どもは「自分はどこにも属さないから誰からも愛されない」と決心する可能性があります。

11 <それについて考えるな>
何かしようとするたびに「危ないからダメよ」親の言うことを黙って聞け、などと禁じてしまうものです。こどもは「自分で判断しない方が良い」と思い込み、消極的で優柔不断な人になってしまいます。両親のエゴグラム上の「A」(アダルト:客観性)が極端に低い場合に受け取る禁止令。問題がおこるとおろおろするなど、混乱しやすく頼りない親を見て、子どもは「難しいことは考えまい」と思うのです。

12 <感じるな>五感
「泣く子は嫌い」など、悲しみや怒り、喜びなどの感情を禁じる禁止令です。この禁止令が強く働くと「感情を表現してはいけない」「身体感覚を感じてはいけない」というメッセージを受け止め、心身症に陥る可能性があります。

※自己実現への再決断 グールディング/著

【ラケット感情】

*「ラケット感情」は慢性で定型化された不快感情(いやな感じ・気持ち)。
*「ラケット」は自分でお膳立てしてその感情を味わう過程という意味。
なお、ラケット・システムは”感情、思考、行動を含む(心身相関の)歪んだシステムで、個人が脚本を維持するために自ら強化しているもの”と定義されます。
ラケットとは、「感じられた感情」を認識するものと、実際の感情を「認めない」として目を向けない2つの行動である。これは、より専門的に説明するならば、子供の頃に培われた、多くのストレスのある環境の中で経験された、とても馴染みのある感情であり、A(Adult)客観性や合理化としての解決策が適応できないものである。
そして、「今、ここ」の状況に適して対応できるA(Adult)の感情と反応に代わって、必ず現れるのが、これらラケットと心理ゲームである。

ラケット感情
ラケットとは、「今-ここ」を考えるA(Adult)の思考よりも、子供のころに形成した脚本による行動である。そしてこの行動は、ラケット感情(幼い頃に感じ慣れた感情)を体験し、現状起こっていることを内部的に正当化するために、
(1)実際の問題の解決というより、脚本に行動をあわせるために環境を操作・コントロールする。
(2)埋め込まれているゴールは、問題を解決するためにはさほど良く働かない。

【ラケット感情の性質】

1. 人が心理ゲームを演じるとき、その結末として、きまって味わう不快な感情
2. 幼時期に学習され奨励されたもので、成人の問題解決の手段としては不適切な感情
3. 真実の自然な感情をカモフラージュした人工的な感情
4. それに耽溺していると、愛情や承認(ストローク)が必ず到来するという空想に基づいている
5. 他人を変えようという企みが隠されている
6. この感情に支配されると、人は現時点に不釣り合いな感情反応を示す
7. 少しずつ積み立てられたり、その奥にひそむ真の感情が未処理なまま放置されると、次のトラブルへの準備をうながす→結末感情(心理ゲームの終わりに味わう)
*結末感情は、もやもやした不快感情。憂うつ、怒り、悲しみ、恐怖、罪悪感、後悔などが代表的な感情である。

ラケットとは、個人が、自分でも意識しないまま周囲を操作して、自分の脚本を強化していくことを意味します。幼児期に親の愛情を得る手段として形成された一種の感情の条件反射で、その後の人生においても持続するものを言います。
☆精神分析的に言えば「幼児期に身につけた本能的、感情的生活の歪み」

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交流分析 TA|エリック・バーン|仙台心理の交流分析:心理レッスン講座

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【TAの特色】
1:全般に簡潔で難しい用語を用いず、努めて多くの人々に理解しやすくできている。
2:自分の姿を現象的にとらえ、客観的にみるための工夫がなされている。
3:自分自身の性格形成の過程を探る作業が含まれている。
4:他人との交流パターンに気づき、改善方法が学べる。
5:TAは理論や方法のどこからでも学べ、学習後すぐに活用できる。

*交流分析を学習することにより、自己理解が深まってくると、相手の行動や性格についても、よりよい理解が可能になるので、対人関係が改善されて行きます。
*交流分析は医療、医学界ばかりでなく、家庭、教育界、産業界でも、取り入れられています。

【交流分析の主な考え方】
1,人は誰でも3つの「私」(自我状態)をもっている
2,他人と過去は変わらない、他人を変えるより、自分を変えるほうがはるかに生産的である
3,私たちは自分の感情、思考、行動の責任者となり、「今、ここ」 という次元を生きる

【交流分析の目的】
1:自分への気づきを深めることにより、心身の自己コントロールを可能にすること。
2:自律性を高めることで、自分の考え方、感じ方、さらには行動に責任をもつまで成長すること。
3:こじれる人間関係に陥らず、互いに親密な心のふれあいを体験できるようになること。

【4つの基礎理論】
1,構造分析(感情、思考、行動をP、A、Cに基づいて自己分析する方法)
2,交流パターン分析(自分と他人のやりとり分析)
3,ゲーム分析
4,脚本分析

【3つの理論背景】
1,ストローク(その人の存在や価値を認めるための言動や働きかけ)
2,時間の構造化(閉鎖、挨拶、雑談、活動、ゲーム、親密)
3,基本的構え(人間と人生に対する態度)下記4タイプ

●Im OK. You are OK
●Im not OK. You are OK
●Im OK. You are not OK
●Im not OK. You are not OK

【4つの基礎理論】

交流分析の主な基礎理論は大きくわけて4つあります。

1,構造分析(感情、思考、行動をP、A、Cに基づいて自己分析する方法)

・自己分析(自我状態分析)は、エゴグラムを使って、自分のこころがどのようなバランスで形成されているかを5つの性格傾向
(自分の中に5人の自分がいる、という考え)から分析します。

自分は「どんなタイプか?」「どの感情傾向が強いか?」「何が感じやすく、何を感じにくいか?」
「幼少時からの親との関わりの結果、どんな性格になったのか」(成育歴の影響)など自分の性格傾向(状況)について分析していきます。

これを学ぶと、自分の性格ができたプロセスや原因などが理解でき、自分の無意識の行動パターンにも気づくことにつながるため、自己コントロールが可能になる方が多いのが特徴です。

2,交流パターン分析(自分と他人のやりとり分析)

・コミュニケーションするには複数の人が必要です。それぞれその人たちもみんな自我状態(5人の自分)を自分の中に持っています。
それぞれが、5人の中のどの部分(あるいは誰)が主導権を持って話しているか、聞いているかによって、会話の中身が変わってきます。
この交流パターン分析では、コミュニケーションする人物が5つのどれを使ってお互いにやりとりしているかを分析します。

【主な交流パターン】
●相補的交流:コミュニケーションが長く続く会話(ベクトルが平行なやりとり)
●交差的交流:途中で途絶えてしまう会話(ベクトルが交差的なやりとり)
●裏面的交流:裏のある会話(裏面的:りめんてきなやりとり)

特にうまくいかない自分自身のパターンを分析して、うまくいくパターンに修正して行きます。

3,ゲーム分析(心理ゲーム)
無意識のうちに行っている最終的にうまくいかない、こじれるやりとり。
「繰り返されるネガティブなコミュニケーションパターン」を分析し、修正していきます。

ある特定の人物と、事柄、きっかけは違うが、ほとんどがうまくいかず、けんかになったり、責められたり(責めてしまったり)する関係になる。
最後は「怒り」「不愉快」「後悔」「自信喪失」など、不快な感情を報酬として受け取る。このようなコミュニケーションが、心理的ゲームです。

親しい関係ほど起きやすいこの「心理的ゲーム」を分析します。
心理ゲームは生産的ではありませんので、理論を通してゲームを止める方法を学びます。
※人は他人と深く関わりたいと感じ、無意識に「心理的ゲーム」をしてしまうことがあるのです。

4、脚本分析(人生脚本分析)
自分自身の「人生のシナリオ」を分析し、不適切なシナリオを手放し、より良いシナリオに書き換えていきます。
交流分析の理論では、私たち人間は、9~12歳頃までに、「これからの人生どう生きていくか」というシナリオ(人生脚本)を書くと言われています。
これらのシナリオ(人生脚本)は大きく分けると3種類あり「勝者」「敗者」「どちらでもないもの」があります。

勝者⇒「お金」「財産」「地位」などでなく、「自分の能力や可能性を発揮して生き生きと生きている人」(自己実現)
敗者⇒「自分の能力を発揮せずに、私はダメだ・・私はできない・・」といいながら生きている人
どちらでもない者⇒「時々勝ったり、時々負ける」しかし全体を見てみると”勝ってもいないし、負けていもいない”という人。

自分の脚本を点検・確認・自覚し、敗者の脚本を手放し、望む脚本(勝者の脚本:自己実現の脚本)へ修正して行くことを目指します。

【その他の理論】
◆ストロークとディスカウント
他者(自分)との関係の持ち方のクセを分析し、よりよい人間関係の構築を目指します

◆時間の構造化
他者との交流の度合いから人間が行う時間の構造化(使い方)を分析します。

【時間の構造化】
引きこもり→儀式(挨拶など)→ひまつぶし(うわさ話など)→活動(仕事、趣味など生産的活動)→ゲーム(活動よりも深いのです!)→親密さ
心理ゲームを止めれば、親密さに移行できます☆

・仙台心理カウンセリング&スクールの心理学講座は、理論を使って受講生自ら「不都合な交流パターンに気づき」修正していくことが可能なカリキュラム構成となっております。

自我状態
P・・・親の自我状態(Parent)
A・・・大人の自我状態(Adult)
C・・・子どもの自我状態(Child)

【自我状態の機能モデル】

1 P 理想を追う私
   自分の親や養育者から受け継いだ行動、思考、身振りによって自分を表現します。
   Pは次のふたつに分けられます。

 CP(Critical Parent)批判的な親
   理想を追求し、責任感も強く、まじめで一所懸命に努力する部分。
   これが高いと判断力も強くなり、懲罰的で創造性を抑えてしまいますが、
   社会秩序やルールを守り社会に適応していくには大切なもの

 NP(Nurturing Parent)養育的な親
   思いやりが強く、面倒見が良い保護的な部分。寛容で愛情深く、
   相手に幸福感や満足感を与える。
   これが強すぎると過保護やおせっかいになりやすくなる。

2 A(Adult)大人の心
   冷静な事実中心主義。現実を客観視するためにあらゆる角度から情報を収集し、
   論理的検討を重ねて決断する大人の心でデータ処理のコンピューターのような
   働きをする部分。
   これが高すぎると打算的で冷たく情緒に乏しい人間味に欠けた人になるおそれがある。

3 C(Child)子供の心
   その人が子供時代に行動したり、考えたり、感じたりしたのと同じような状態にある時の
   自我状態をいう。Cは次のふたつに分けられます。
   
 FC(Free Child)自由な子供
   親の影響を受けていない、生まれたままの自然な状態で、明るく自由奔放な部分。
   直感的で快感を求めていきいきと行動する。創造性の源で、心身の健康に不可欠。
   これが極端に高いと、わがままで利己主義になる。
  
 AC(Adopted Child)順応した子供 従順な子供
   いわゆるイイ子の部分です。小さい頃から周りの人たちの愛情を失わないため、
   周囲の期待や規則に合わせる部分。協調性が高い分、自分の感情を抑え、社会の規範に
   沿って行動する傾向を持ち、それが強くなりすぎるといやなことを嫌と言えずストレスを
   心の中に溜め込みやすくなる。反対に周囲の期待や規則への反応として反抗的な行動をとる
   のも、順応した子供の自我状態に含まれる。

【エゴグラム】:5つの自我状態
エリック・バーンの交流分析では、親らしさのP(Parent)、大人らしさのA(Adult)、子供らしさのC(Child)の3要素(3つの自我状態)を用いた。
ジョン・M・デュセイ(アメリカの心理学者)は、Pをさらに批評的な親であるCP(Critical Parent)と養育的な親であるNP(Nurturing Parent)に。
Cをさらに自由奔放な子供であるFC(Free Child)と従順な子供であるAC(Adapted Child)に細分化し、5つの自我状態を分析した。

日本では東大式エゴグラム(TEG式)によりグラフで表示することが考案されたことで、自己分析法として広く一般に知られることとなった。

【5つの自我状態】 ~心の中には5人の私がいる~
親の心(P)は親などの影響を受けて形成され、CPとNPに分けられる。

【CP】・・・(厳格な親の心):道徳的、倫理的、厳格
信念に従って行動しようとする父親のような心。自分の価値観や考え方を譲らず、厳しく、批判的である。

【NP】・・・(保護的な親の心):温かさ、愛情、過保護
思いやりをもって他者のために世話をする母親のような心。優しく、受容的である。

大人の心(A)は科学的な思考・行動の自我状態。
【A】・・・(大人の心):現実的、客観的、人情味に欠ける
事実に基づいて検討・判断する大人の心。冷静で客観的である。

子供の心は(C)子供の自由な感情・環境へ反応の自我状態で、FCとACに分けられる。

【FC】・・・(自由な子供の心):自由奔放、明るい、自己中心的
自分の欲求・感情に従って行動する自由な子供のような心。明るく、無邪気である。

【AC】・・・(従順な子供の心):素直、協調性あり、依存的
自分の感情を抑えて他人に良く思われようとする従順な子供の心。

【エゴグラムで自己分析】

自己分析方法としては東大式エゴグラム(TEG式)が知られている。
質問紙法で、50の質問に答えて行き、最後にそれを集計し点数化したものを、CP、NP、A、FC、ACの順に点数を基にグラフにする。
グラフから各自我状態の強弱・性格の傾向を知ることができる。
点数が高い自我状態はその自我状態の傾向が強いということであり、低いものはその傾向が弱いということである。
例)NPが高い場合は優しくて思いやりが強い、低い場合は思いやりに欠け、冷たいというように判断できる。

一般的に、子供の頃はCPやNPが低くFCやACが高いため右上がりになり、年を重ねるとCPやNPが高くなりFCやACが低くなるため次第に右下がりとなる。
日本人ではNPが最も高い型でCPA>FC>ACとなる「への字型」が最も多くかつ理想的とされ、欧米ではAが最も高い「山型」が最も多くかつ理想的であるとされる。
弁護士やカウンセラーなどは「山型」の人物が多い。業務上では、意識的にAを使って関わる事も可能になる。Aを高め、「山型」を確保できると「心理ゲーム」に陥りにくく、人間関係も仕事もスムーズに進みやすくなる傾向を持つ。

【自我状態】
自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、
「批判的な親 CP」
「養育的な親 NP」
「大人  A」
「自由な子ども(自然な子ども) FC」
「従順な子ども AC」
以上、5つに分類します。

※「RC:反抗する子ども」を加えて6つに分類し分析するものもあります。
ここでは日本人向けに編集された参考文献「わかりやすい交流分析」を基にしています。

・自我状態の中で「親」「大人」「子ども」の3つを、効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。
・エリック・バーンは自我状態のことを、感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。
・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分」がいると仮定します。

私たちは誕生した時、生きていくのに最低限の機能(ソフト)しか備わっていません。
従って、私たちは、誕生の瞬間から「性格」(パターン)が創られていくという理論です。

自分の中の『子ども』。
0~3歳の時に中心的に形成される「子ども」の性格/パーソナリティです。
これをC(Child)と呼びます。これも更に3つに分かれています
  自然な子供/FC=Free Child、
  従順な子供/AC=Adapted Child
  反抗する子供/RC=Rebellious Child

0~3歳の時は、言葉はほとんど理解できないため、両親や周りの大人達の「表情」やしぐさ、、
身体的接触(なでられたり、だっこされたり、あるいは叩かれたり)という刺激で認知・学習します。
これらの外的な刺激によって、脳の中に様々な反応パターンが出来てきます(その人独自の感情的な傾向性)
これをTAではチャイルド(こども)の自我状態と言います。

自分の中の『親』。
3~6歳の時に中心的に形成された「親」の性格/パーソナリティ。
これをP(Parent)と呼びます。これは更に2つに分かれています。
  批判的親/CP=Critical Parent
  保護的親/NP=Nurturing Parent

この『親』の性格は、自分の親を見習って(模倣して)創った性格と言われています。
親のしぐさや考え方などが、気がつかないうちに似てしまう(コピーする)事です。
気づくと、物事に対する反応や言動が両親にそっくりだったことに気づくことがあります。

最後につくられるのが、自分の中の『大人』。
6~10歳を中心に形成された「成人/大人」の性格/パーソナリティ。
これをA(Adult)と呼びます。
  大人/A=Adult
6歳くらいになると、脳が発達し、今までの経験を活かした活動が出来るようになってきます。
過去の経験を分析し、計画をたて、実行する、というようなことです。
冷静に考えたり、判断したりする、A:アダルト(客観的で冷静な大人の部分)の性格です。

このように、TAにおける性格/パーソナリティは、大きく分けると3つ、
細かく分けると5つ(又は6つ)のパーソナリティで構成されています。
自分の中にそれぞれの性格/パーソナリティがどれくらい強いのか、
どんなバランスなのか、を知ることで、自分の傾向を理解することが可能です。
これをチェック・確認できるのが「エゴグラム」という心理テストです。

※仙台心理カウンセリング 交流分析講座テキストより

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交流パターン分析|裏面的交流(りめんてきこうりゅう)

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。
※エリック・バーンはポール・フェダーン(自我心理学)や、エリク・エリクソン(発達段階説)から教育分析を受けていました。

◆交流分析:TAでは、「親 P」「大人 A」「子ども C」の自我状態に分類して、自我状態の交流を分析していきます。
◆自我状態:自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、
「批判的な親 CP」
「養育的な親 NP」
「大人  A」(客観的で冷静な大人の部分)
「自由な子ども(自然で自由な子ども) FC」
「従順な子ども AC」
以上、5つに分類します。

・自我状態の中で「養育的な親」「成人」「自由な子ども」の3つを、効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。
・エリック・バーンは自我状態のことを、「感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。
・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分(自我)」がいると仮定します。

【交流パターン分析】

・これは、P、A、C を応用して、日常のお互いのやり取り(言葉、態度、行動)を分析するものです。対人関係を図式化して、その交流をベクトル(矢印)で表します。交流パターン分析の目的は、自分の、P(親)、A(大人)、C(子ども)の理解を深めながら、自分と他人とが、どのような関わり方をしているのか、その場その場に応じた対処の仕方をどのようにすれば良いのかなどを、意識的にコントロールすることにあります。
・ここで問題にする「やりとり」には、表面的な言語の他、その奥に潜むさまざまな意味をもつ深いレベルのコミュニケーション、特にに非言語(表情、態度、声の調子)も含まれます。
・交流分析では、基本的な対人関係を、次の3つのタイプに分類しています。
1)相補的交流(適応的交流)
2)交叉的交流
3)裏面的交流(仮面的交流)

【相補的(そうほてき)交流】
・相補的交流とは、ある自我状態から送られたメッセージに対して、予想(期待)通りの反応が戻ってくるもので、刺激と反応のベクトルが平行している交流を言います。ここでは、言語的なメッセージと、表情、態度などの非言語なメッセージが一致しています。人間関係の面からいっても、この種の交流は、率直で自然の理にかなっています。

【交差的(交叉的:こうさてき)交流】
・交叉的交流とは、人がある反応を期待して始めた交流に対して、予想外(期待はずれ)の反応が返ってくる場合をいいます。そこでは、コミュニケーションが途絶えて、発信者は無視されたような気持ちになります。また、沈黙が起こったり、話題が変わったり、時にはケンカになってしまうことも少なくありません。したがって、交叉的交流は、人間関係の中で苦痛の源ともなるものです。

【裏面(りめん)的交流】
・裏面的交流は、相手の1つ以上の自我に向けて、顕在的な交流と潜在的な交流の両方が同時に働く複雑な交流です。表面的(社会的)では、もっともらしいメッセージを発しているようですが、その主な欲求や意図、又は真意などが、裏面(心理的)に隠されているのが特色です。

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◆【交流分析】リンク

◆仙台の交流分析|エリック・バーン
◆仙台の交流分析|自我状態
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◆ディスカウント理論|心理ゲーム分析
◆交流パターン分析|裏面的交流
◆エゴグラム|デユセイ
◆人生脚本|脚本衝動の具体例

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仙台カウンセリングでエゴグラム|デュセイ 仙台心理で学ぶ心理学 交流分析

仙台カウンセリング

エゴグラム|デュセイ

【エゴグラム】:5つの自我状態
エリック・バーンの交流分析では、親らしさのP(Parent)、大人らしさのA(Adult)、子供らしさのC(Child)の3要素(3つの自我状態)を用いた。
【自我状態】自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、
「批判的な親 CP」
「養育的な親 NP」
「大人  A」
「自由な子ども(自然な子ども) FC」
「従順な子ども AC」
以上、5つに分類します。
※「RC:反抗する子ども」を加えて6つに分類し分析するものもあります。

・自我状態の中で「親」「大人」「子ども」の3つを、効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。
・エリック・バーンは自我状態のことを、感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。
・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分」がいると仮定します。
私たちは誕生した時、生きていくのに最低限の機能(ソフト)しか備わっていません。従って、私たちは、誕生の瞬間から「性格」(パターン)が創られていくという理論です。

ジョン・M・デュセイ(アメリカの心理学者)は、Pをさらに批評的な親であるCP(Critical Parent)と養育的な親であるNP(Nurturing Parent)に。Cをさらに自由奔放な子供であるFC(Free Child)と、従順な子供であるAC(Adapted Child)に細分化し、5つの自我状態を分析した。日本では東大式エゴグラム(TEG式)によりグラフで表示することが考案されたことで、自己分析法として広く一般に知られることとなった。

【5つの自我状態】 ~心の中には5人の私がいる~

親の心(P)は親などの影響を受けて形成され、CPとNPに分けられる。
【CP】・・・(厳格な親の心):道徳的、倫理的、厳格
信念に従って行動しようとする父親のような心。
自分の価値観や考え方を譲らず、厳しく、批判的である。
【NP】・・・(保護的な親の心):温かさ、愛情、過保護
思いやりをもって他者のために世話をする母親のような心。優しく、受容的である。

大人の心(A)は科学的な思考・行動の自我状態。
【A】・・・(大人の心):現実的、客観的、人情味に欠ける
事実に基づいて検討・判断する大人の心。冷静で客観的である。

子供の心は(C)子供の自由な感情・環境へ反応の自我状態で、FCとACに分けられる。
【FC】・・・(自由な子供の心):自由奔放、明るい、自己中心的
自分の欲求・感情に従って行動する自由な子供のような心。明るく、無邪気である。
【AC】・・・(従順な子供の心):素直、協調性あり、依存的
自分の感情を抑えて他人に良く思われようとする従順な子供の心。

【エゴグラムで自己分析】
自己分析方法としては東大式エゴグラム(TEG式)が知られている。質問紙法で、50の質問に答えて行き、最後にそれを集計し点数化したものを、CP、NP、A、FC、ACの順に点数を基にグラフにする。グラフから各自我状態の強弱・性格の傾向を知ることができる。点数が高い自我状態はその自我状態の傾向が強いということであり、低いものはその傾向が弱いということである。

例)NPが高い場合は優しくて思いやりが強い、低い場合は思いやりに欠け、冷たいというように判断できる。一般的に、子供の頃はCPやNPが低くFCやACが高いため右上がりになり、年を重ねるとCPやNPが高くなりFCやACが低くなるため次第に右下がりとなることが多い。

日本人ではNPが最も高い型で、「への字型」が最も多くかつ理想的とされ、欧米ではAが最も高い「山型」が最も多くかつ理想的であるとされる。弁護士や裁判官、カウンセラーなどは「山型」で中立的な立場をととる人物が多い。業務上では、意識的にAを使って冷静かつ、客観的な視点で関わる事が求められる。Aを高め、「山型」を確保できると「心理ゲーム」に陥りにくく、人間関係も仕事もスムーズに進みやすくなる傾向を持つ。

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仙台カウンセリングの交流分析 TA|自我状態 エゴグラム TEG|仙台心理で学ぶ交流分析

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交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【TAの特色】
1:全般に簡潔で難しい用語を用いず、努めて多くの人々に理解しやすくできている。
2:自分の姿を現象的にとらえ、客観的にみるための工夫がなされている。
3:自分自身の性格形成の過程を探る作業が含まれている。
4:他人との交流パターンに気づき、改善方法が学べる。
5:TAは理論や方法のどこからでも学べ、学習後すぐに活用できる。

*交流分析を学習することにより、自己理解が深まってくると、相手の行動や性格についても、よりよい理解が可能になるので、対人関係が改善されて行きます。
*交流分析は医療、医学界ばかりでなく、家庭、教育界、産業界でも、取り入れられています。

【交流分析の基礎】

【交流分析の主な考え方】
1,人は誰でも3つの「私」(自我状態)をもっている
2,他人と過去は変わらない、他人を変えるより、自分を変えるほうがはるかに生産的である
3,私たちは自分の感情、思考、行動の責任者となり、「今、ここ」 という次元を生きる

【交流分析の目的】
1:自分への気づきを深めることにより、心身の自己コントロールを可能にすること。
2:自律性を高めることで、自分の考え方、感じ方、さらには行動に責任をもつまで成長すること。
3:こじれる人間関係に陥らず、互いに親密な心のふれあいを体験できるようになること。

【4つの基礎理論】
1,構造分析(感情、思考、行動をP、A、Cに基づいて自己分析する方法)
2,交流パターン分析(自分と他人のやりとり分析)
3,ゲーム分析
4,脚本分析

【自我のつくられる時期】

◆自分の中の『子ども』。
0~3歳の時に中心的に形成される「子ども」の性格/パーソナリティです。
これをC(Child)と呼びます。これも更に3つに分かれています
自然な子供/FC=Free Child、
従順な子供/AC=Adapted Child
反抗する子供/RC=Rebellious Child
0~3歳の時は、言葉はほとんど理解できないため、両親や周りの大人達の「表情」やしぐさ、、身体的接触(なでられたり、だっこされたり、あるいは叩かれたり)という刺激で認知・学習します。これらの外的な刺激によって、脳の中に様々な反応パターンが出来てきます(その人独自の感情的な傾向性)
これをTAではチャイルド(こども)の自我状態と言います。

◆自分の中の『親』。
3~6歳の時に中心的に形成された「親」の性格/パーソナリティ。
これをP(Parent)と呼びます。これは更に2つに分かれています。
批判的親/CP=Critical Parent
保護的親/NP=Nurturing Parent
この『親』の性格は、自分の親を見習って(模倣して)創った性格と言われています。
親のしぐさや考え方などが、気がつかないうちに似てしまう(コピーする)事です。
気づくと、物事に対する反応や言動が両親にそっくりだったことに気づくことがあります。

最後につくられるのが、
◆自分の中の『大人』。
6~10歳を中心に形成された「成人/大人」の性格/パーソナリティ。
これをA(Adult)と呼びます。
大人/A=Adult
6歳くらいになると、脳が発達し、今までの経験を活かした活動が出来るようになってきます。
過去の経験を分析し、計画をたて、実行する、というようなことです。
冷静に考えたり、判断したりする、A:アダルト(客観的で冷静な大人の部分)の性格です。
このように、TAにおける性格/パーソナリティは、大きく分けると3つ、細かく分けると5つ(又は6つ)のパーソナリティで構成されています。自分の中にそれぞれの性格/パーソナリティがどれくらい強いのか、どんなバランスなのか、を知ることで、自分の性格傾向を理解することが可能です。これをチェック・確認できるのが「エゴグラム」という心理テストです。

※仙台心理カウンセリング 交流分析講座テキストより

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