仙台カウンセリング
心理カウンセリングの聴く技術
仙台で心理カウンセリングを学ぶ
「相談」と「心理カウンセリング」のちがい
「相談」と「心理カウンセリング」のちがい
心理カウンセリングの重要な技術に「人の話を聴く」ということがあります。誰もが当たり前にできそうな「人の話を聴く」ということ、これが意外に難しいのです。皆様は、相手のためを思って相談にのってあげたのに、なぜかうまく行かないことや、かえって相手を困らせてしまったという経験があるかもしれません。最初は親切心から相談にのっていても途中でイライラしてしまったり、面倒くさいと感じてしまうことがあるかもしれません。
なぜそのようなことになってしまうのか・・・
「人の話を聴く」心理カウンセリングの技術とは、どのようなものなのかについて簡単にご説明します。
◆ うまくいかない相談 ◆
あなたは・・
相談にのる=「相手の問題点を教えてあげる/解決方法をアドバイスしてあげる事」
だと思っていませんか?
確かに適切なアドバイスは問題解決への近道なのですが、
相手が悩んでいるときに、
「△△が問題だ・・」「○○すればうまくいくのに・・」など、
アドバイス“だけ”をすると・・・
*分かっているけど、できないから困っているのに…
*話を聴いてもらえず、“ああしろ” “こうしろ”ばかり言われた…
と、受け取られてしまうことがあります。
(相手は「指示や命令された」という感覚を持ってしまうためです)
そして、「相手を何とかしてあげたい」という気持ちが強ければ強いほど、アドバイスがうまく活かされないときに、「せっかくアドバイスしたのに…」「どうして分からないんだ!!(怒)」などと、相手を批判したくなってしまうものなのです。
誰もが、経験していることかと思われますが、いかがでしょうか?
◆ 仙台心理カウンセリングの 「聴く技術」 ◆
心理カウンセリングでは、相談者の話を聴くときに、「何とかしてあげたい」という自分の気持ちではなく、相談者の気持ちを「最優先」します。
相手を尊重し、相手の置かれている状況や考え、感じていることなどを、そのまま受容する(受け止める)のです。
技術的には「共感」する技術になります。
相談者は、悩んでいることで自分に対して否定的な気持ちになっています。
その気持ちをそのまま受けとめることで、
「本当に自分のことを分かってもらえた」という手応えや安心感を得てもらうのです。
カウンセラーは、まず相手の言うことをそのまま受け止め、理解を示し、共感し、相談者が前向きに自分の問題に取り組むことができるようになったところで、初めて、相談者自身が持っている解決策や他の人からのアドバイスを活かせるよう援助していきます。 「相手のために・・」というあなたのまごころを適切に表現する技術――
―― それが心理カウンセリングの 「聴く技術」 と言えます。
カウンセラーとして、この技術を使いこなせるようになるまでには、トレーニングと実務経験の時間にもよりますが、一般的には「約3年」という目安が示されています。もちろん、個人差もあります為、約3年はあくまで目安と考えて頂くと良いでしょう。
心理カウンセリングの 「聴く技術」 は、職業としない方にとっても、仕事での人間関係、人材育成、家族関係、子育て、友人関係、パートナー、すべての人間関係において大いに役立ちます。そして、一度身につけて頂ければ、一生失うことがありません。肉体が終わるまで活かすことができるのが最大のメリット☆です。
学んだ方は、「知的財産」がどんどん増えるのです。
ぜひ! ご一緒に学んでみませんか?
皆様にお目にかかれます事を、楽しみにお待ち申し上げております☆
「カウンセリングの聴く技術」でした。
【心理カウンセラーの聴く技術】
心理的支援は、「情報」ではなく「傾聴」☆
具体的支援と心の支援との違いとは・・
相談者が、「しっかり受け止めてもらえた」 と感じ、心の中にある葛藤や混乱を ”正直に言葉に出来た時”人は大きく癒されます。
健康管理や生活再建、キャリアコンサルティングなどの具体的支援が必要な場合は、情報やアドバイスなどの「かける言葉」が必要です。
しかし、「こころ」を支援する場合は、言葉より先に、相手と真剣に向き合い、『傾聴する』 という「態度・姿勢」が大切です。
相談者の心に寄り添いたい、少しでも楽になってもらいたいと思う場合は、この「傾聴」を意識して関わることが、『癒やすこと』(心理的負担の軽減)につながります。