仙台カウンセリングでの体験
カウンセリングを受けることになった
「うつ」のきっかけと、うつの特徴的パターン
◆うつの特徴的パターン
仙台でカウンセリングを受けることになった「うつのきっかけ」
●うつを引き起こすきっかけは、様々です。
~ 人間関係、環境の変化、仕事、とらえ方、思い込み・・・ ~
・「うつ」には、誘因やきっかけのようなものがいくつかあります。しかし、これといって思いあたるきっかけがないままに、うつ状態を強める人もいます。
【うつを引き起こしやすい人間関係】4項目
1,喪失体験
大切な人、大事なものを失うという体験
2,コミュニケーションギャップ
通じ合っていると思っていた相手との気持ちの大きなズレ
3,役割の変化
生活や職場における大きな環境の変化と、それに伴う役割の変化
4,人間関係技術の不足
人間関係をうまく築くための技術不足
【効果的な療法】
1,認知療法
考え方のクセを見つめ直して修正する
2,行動療法
具体的な問題を解決し、行動のコントロール感覚を取り戻す
3,対人関係療法
自分にとって大切な人との関係の問題点を整理し解決していく
【思考パターンを修正する:認知行動療法】
・認知行動療法は、「抑うつな気分や不安などの精神症状は、認知のゆがみによって生じるもので、そのゆがみを修正すればうつ病が改善される」という考えに基づいています
・仙台カウンセリング&スクールの心理学講座は、理論を使いながら、受講生自ら、認知のゆがみに気づき、修正していくことを可能にするためのアプローチを含む「カリキュラム構成」となっております。
~ 認知行動療法は、このように進められる ~
【第1段階】
・認知のゆがみが、自分の感情や行動にどのように影響しているかを明らかにしていきます。
【第2段階】
・自分の見方・考え方が現実的にみて妥当かどうか、自分の考えはどんな事実に裏付けられているかなどについて検討して行きます。
【第3段階】
・自分の特徴的な思考パターンに気づき、これまでの悲観的・否定的な考え方ではなくもっと広い視点で物事をとらえ、現実的な判断ができるようにして行きます。
【第4段階】
・自分が陥りやすい思考パターンをたえずチェックし、問題が起きた時、悲観的にならずに、うまく解決できるようにして行きます。
以上の4段階を、おひとりお一人に合わせて進めて行きます。
うつ:特徴的な思考パターン
~認知のゆがみが悲観的にさせる~
・物事に対する見方・考え方を「認知」と言います。
現実の出来事をどのように解釈するか、どの程度信じるか、その結果、どのような行動をとるかといった精神(内面)行動は、この認知によってコントロールされています。
・通常は「現実」と「認知」にそれほど違いはないのですが、うつ病になると、悲観的、否定的な考え方に偏るため、現実と認知に大きなズレが生じるようになります。
・悲観的、否定的な考えは、自分に対してだけでなく、周囲の人にも向けられ「私のことなど誰も相手にしてくれないだろう」などと、思うようになることもあります。
「うつ」の特徴的な思考パターン:重要な8項目
【恣意(しい)的推論】
・確かな根拠もないのに、悲観的な結論を出してしまいます。病院で医師がため息をついただけで「自分は不治の病だ」と決めつけたり、知人が挨拶をしなかったとき、「私を避けている、嫌われた」と勝手に思い込んだりします。
【二分割思考(全か無か思考)】
・全か無か、成功か失敗か、勝ちか負け、白か黒か、100点か0点かというように、両極端に分けて判断し、中間的な評価ができません。
・100点でなければ、80点でも0点でも「同じことだ」と考えていまいます。
【選択的抽出】
・自分に不都合なことがあると、そのことばかりに気を取られ、良いことに目が向きません。たとえば、たまたま家を新築した時期と重なり、家族が病気になったりすると、「家を建てるんじゃなかった」と、ネガティブに考え、よけいな苦しみを味わうことになります。
【拡大視・縮小視】
・自分の成功やうれしい出来事は「たいしたことではない」と過小評価してすぐ忘れます。その反面、失敗やいやな出来事は「とんでもないこと(怒!)」と過大視して、いつまでも気に病むようになります。
・自己評価が著しく低下するため、自分に満足する(好きになる)ことができません。
【極端な一般化】
・何か悪いことが起こると、これから何度も同じことが起こると”一般化”してしまいます。たとえば、仕事で一度失敗すると、「私は何をやっても失敗する」と思い込んだり、相手にちょっと注意されただけでも「私はいつも相手を怒らせる」と決めつけてしまいます。
【自己関連づけ】
・結果が良くなかったとき、自分に落ち度がないのに、すべて自分の責任と考えます。たとえば、相手の体調が悪くて不機嫌な顔をしているのに、「私が気分を害するようなことを言ったからだ」と、自分のせいにして、罪の意識を抱きます。
【情緒的理由づけ】
・自分の感情を基準にして物事を判断する思考パターンです。たとえば、新しい仕事を任されて不安を感じたとき、「経験がないから自信がなくて当たり前」と、考えることができず、「こんなに不安なのだから、失敗するに違いない」と、とりかかる前から決めつけるようになります。
【すべき思考(絶対的思考)】
・「仕事は全力投球すべきだ」「怒りを表に出すべきではない」というように、自分を枠にはめこんでしまう考え方です。
・自分に必要以上プレッシャーをかけるため、うまくいかないと自己嫌悪に陥り、かえってやる気を損なうことがあります。
◆思考パターンを修正する:認知行動療法
・認知行動療法は、「抑うつな気分や不安などの精神症状は、認知のゆがみによって生じるもので、そのゆがみを修正すればうつ病が改善される」という考えに基づいています。
※仙台心理カウンセリング&スクールの心理学講座は、理論を使いながら、受講生自ら、認知のゆがみに気づき、修正していく方法を学ぶことがことを目的としたカリキュラム構成となっております。皆様のご体験、お申し込みを心よりお待ち申し上げております。