仙台カウンセリング
HSP/HSC 仙台心理カウンセリング
VOL.4 人生を変えるかもしれない
HSP/HSCチェックリスト23 HSP/HSC仙台
HSP/HSC 仙台心理美容カウンセリング
VOL.4 人生を変えるかもしれない
HSP/HSCチェックリスト23 HSP/HSC仙台
HSC Highly Sensitive Child
ハイリー・センシティブ・チャイルド
「ひといちばい敏感な子ども」
HSCは、HSP同様、
米国の心理学者、
エレイン・N・アーロンが提唱した。
その子が生まれつき持っているタイプ
性質&資質。
4つの判断基準があり、15~20%が該当する。
周囲への気遣いなど、
社会生活を送るうえでプラス面の一方、
味や触感など多くの人が気にならないことが苦痛のため、
わがままととらえられてしまうことも多い。
周囲の理解がない場合、不安が強くなったり、
不眠などの体調不良につながることもある。
【HSCの特徴4項目】
「子どもの15~20%にみられる」
HSCは、米国の心理学者、
エレイン・N・アーロンが提唱。
「ひといちばい敏感な子」(1万年堂出版)
(1)深く考え処理する
(2)過剰に刺激を受けやすい
(3)感情の反応が強く、共感力が高い
(4)ささいな刺激を察知する
◆D:深く処理する
「深く処理する」とは、感覚的な情報を深く受け取り考えるということ。物事の本質を突くような質問をしたり、大人びたことを言ったりします。そして、じっくり考えるため行動を起こすのに時間がかかることもあります。それは、周りの人から見ると臆病や引っ込み思案のように見えるかもしれません。少しの情報から多くのことを察したり、周囲の空気を敏感に察知したりします。先々のことまで考えを巡らせてしまうため、間違うことを恐れ慎重になりやすい傾向がある。
◆O:過剰に刺激を受けやすい
他の人なら気にならない感覚刺激も無意識にキャッチします。心身ともに負荷がかかり、疲れやすいという特徴があります。子どもが好きな遊びに誘ってもすぐに疲れてしまうこともあります。受ける刺激が非HSCより強く表れます。暑さや寒さといった環境の変化にも弱く痛みも感じやすい傾向があります。音や臭い、肌触りなどにも敏感で、チクチクした肌触りの服などが苦手です。刺激が多いところではすぐに疲れて不機嫌になったりします。
◆E:全体的に感情の反応が強く、特に共感力が高い
よく泣く、びっくりしやすい、怖がる、かんしゃくを起こすなどがあります。感情の振り幅が大きいという資質のためです。こうした敏感さは自分だけでなく他者にも発揮されるため、友達が叱られている注意されるなどによって共感してしまい、泣いてしまうことがあります。他者の悲しみや不安などの感情を強く受け取り、共感しているためと考えられます。ポジティブとネガティブの両方に強く反応します。HSCの子どもは、怒られているのが自分でなかったとしても誰かが怒られているのを見て自分も怒られているように感じてしまうのです。
◆S:ささいな刺激を察知する
小さな物音やかすかなにおい、人やもののエネルギーなど、他の人なら気づかないようなちょっとした変化によく気づくという特性もあります。非HSC/HSPにとっては、「たいしたことない」と見過ごされることが、気になって仕方がないようです。他者の些細な機嫌の度合いを察することができます。また、他人の髪型や周囲のちょっとした環境の変化などにも気付きやすい傾向を持ち合わせています。
【特徴的な4つの性質】
「DOES」(ダズ)があります
◇ D:Depth of Processing:深く処理をする
簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせる
※納得したい、じっくり観察する、洞察力に富んでいる
◇ O:Overstimulation:過剰に刺激を受けやすい
刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
※日中受けた軽い指摘を流せず、気になり眠れなくなるなど
◇ E:Emotional response and empathy:全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい
※誰かが叱られ泣いていると自分も同じ気持ちになるなど。
◇ S:Sensitivity to Subtleties:些細な刺激を察知する
他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づく
※ほかの人が気づかない細かいミスを発見するなど(人によって違いあり)
HSC 繊細ちゃんは、感覚的な刺激に対して無意識的・反射的に対応する脳の部位、「扁桃体:へんとうたい」(情動反応に関連する部位)の機能が過剰に働きがちで、HSCではない子どもと比べて刺激に強く反応し、不安や恐怖を感じやすいことが分かっています。相手の気持ちを察知して行動したり、物事を深く探究できる半面、ささいなことで動揺したり、ストレスをためてしまうこともあります。
HSCが注目されるようになった背景「エレイン・アーロン」氏の著書が翻訳され、一般のひとにも知られるようになった。
周囲の様子に敏感に反応するHSCですが、近年の研究では、HSCが環境に大きく影響を受けることが分かってきています。ストレスフルな環境下では、HSCのパフォーマンスは著しく低下し、安心感を得てはじめて自分の良さを発揮しやすくなり優れたアウトプットを出せます。
HSCにも個人差はありますが、病気や障害ではなく生まれ持った気質(タイプ)。
◆HSC繊細ちゃんの傾向を知る
セルフチェックリスト9項目
HSCセルフチェックリスト
【アーロン博士による抜粋9項目:簡易版】
子育て中の皆様はお子様の状況と照らし合わせてみるのがお勧めです。
□ 1,服のタグや縫い目、肌触りなど、身に着けるものの不快さを訴える。
□ 2,サプライズプレゼントなどをしても、おおむね喜ばない。
□ 3,年齢にしては難しく複雑な言葉を用いる。
□ 4,微妙に異なる匂いに気がつく。
□ 5,服が濡れたり汚れたりすると、すぐに着替えたがる。
□ 6,痛みに対してものすごく敏感。
□ 7,うるさい場所が苦手。
□ 8,何かを動かしたとか、人の見た目の変化など、ささいなことに気がつく。
□ 9,高いところに登る前に安全かどうかよく確かめる。
こちらはチェックリスト簡易版です。
チェックが多い場合は、完全版23項目をお試しください。
◆HSC(繊細ちゃん)の傾向を知る
セルフチェックリスト23項目
「Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)」
HSCは23項目のセルフチェック完全版で、
お子さまがその傾向にあるかどうかをある程度、確認することができます。
少しでも当てはまるのなら「○はい」と答えてください。
まったく当てはまらないか、
あまり当てはまらない場合に「×いいえ」と答えてください。
□ 01 すぐにびっくりする
□ 02 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
□ 03 驚かされるのが苦手である
□ 04 しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
□ 05 親の心を読む
□ 06 年齢の割りに難しい言葉を使う
□ 07 いつもと違う臭いに気づく
□ 08 ユーモアのセンスがある
□ 09 直感力に優れている
□ 10 興奮したあとはなかなか寝つけない
□ 11 大きな変化にうまく適応できない
□ 12 たくさんのことを質問する
□ 13 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
□ 14 完璧主義である
□ 15 誰かがつらい思いをしていることに気づく
□ 16 静かに遊ぶのを好む
□ 17 考えさせられる深い質問をする
□ 18 痛みに敏感である
□ 19 うるさい場所を嫌がる
□ 20 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
□ 21 石橋をたたいて渡る
□ 22 人前で発表する時には、知っている人だけのほうがうまくいく
□ 23 物事を深く考える
チェックの結果:○はいの合計( )/23
【得点評価】
質問のうち、13個以上に「はい」なら、お子さんはおそらくHSCでしょう。しかし、心理テストよりも、子どもを観察する親の感覚のほうが正確です。たとえ「はい」が1つか2つでも、その度合いが極端に高ければ、お子さんはHSCの可能性があります。
※『ひといちばい敏感な子』2021
(個性を生かして幸せな未来をつくるために親ができること)
エレイン・N・アーロン/著 明橋大二/訳 青春出版社/出版
◆9つの気質
(トマスとチェスによる)
アメリカの精神科医である、
「アレクサンダー・トマス」と、
「ステラ・チェス」による9つの気質は、
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)
の気質を理解するのに役立ちます。
【気質の見方】
1,刺激への感度
・主に五感による刺激への感度、経験による情緒は含まない
2,活動性
・HSCの中には外見的には静かに見えても、内にはエネルギーがあふれている子がいます
3,感情反応の強さ
・喜怒哀楽をストレートに表現するHSCもいますが、多くは反応していても胃痛や不安といった形で出すので、一見、感情が激しくないように見えます
4,規則正しさ
・秩序が重要な要素になっているので、規則正しい生活をして習慣を大切にします
5,順応性
・突然の変化を嫌がり、緩やかな変化を好みます学校など新しい環境に慣れるのに必死の時は、家庭内で八つ当たりすることもあります
6,チャレンジ直力
・安全だと感じれば新しい人や物事に関わります
7,集中力、こだわり(完璧傾向)
・やり始めたらとことんやりますが、誰かが別の事を求めていると察知するとやめてしまい、こだわらないこともあります
8,気の散りやすさ
・HSCはたくさんのことに気がつくため、気が散るとみられることがあります。情報を深く処理するので不安のない静かな環境では集中力を発揮します
9,性格の傾向
・子どもの性格(気分の質)は、環境と経験に大きく影響をうけます。HSCによくみられるのは非HSCよりも、人生経験の影響を受けやすい傾向がみられます
※『子供の気質と心理的発達(1981)』
「アレクサンダー・トマス」と、
「ステラ・チェス」による共著 / 清和書店
◆HSC 敏感さのタイプチェックリスト
・HSCに対する誤解が解け、理解が深まると、
新しい視点でHSCをとらえることができます。
□ 01 身体面での敏感さ―――感度
(ざらざらした布地、匂い、音)
□ 02 身体面での敏感さ―――複雑性
(人混み、騒がしい場所、混ぜた食べ物)
□ 03 身体面での敏感さ―――反応の強さ
(痛みへの反応、騒音)
□ 04 感情面での敏感さ―――感度
(人の機嫌、動物や植物など会話できない
ものとのコミュニケーションが得意)
□ 05 感情面での敏感さ―――複雑性
(他者の出来事に独特の見識、複雑で鮮明な夢)
□ 06 感情面での敏感さ―――反応の強さ
(よく泣く、他者の苦痛に深く動揺する)
□ 07 新しいもの対する敏感さ―――感度
(些細な変化に気づく、少しづつの変化を好む)
□ 08 新しいもに対する敏感さ―――複雑性
(大きな変化をこわがる、新しい変化を好まない)
□ 09 新しいもの対する敏感さ―――反応の強さ
(予想外の突然の変化を嫌がる)
□ 10 社会的に新しいものへの敏感さ―――感度
(久しぶりの人と再会するとペースを取り戻すのに時間がかかる)
□ 11 社会的に新しいものへの敏感さ―――複雑性
(知らない人であるほど躊躇ちゅうちょする)
□ 12 社会的に新しいものへの敏感さ―――反応の強さ
(知らない人の中で注目を浴びるのを嫌がる)
(知らない人に質問されるのを嫌がる)
(一度に初対面の人と会うのを嫌がる)
◆HSCのストレスを減らす方法:短期編
・ストレスを減らす戦略には短期的なものと長期的なものがあります。
小学生時代を健やかに過ごし、生きる力を育むために。
1,休む回数を増やす
・1日のうち、静かに過ごす時間を、
多く組み込みましょう
2,愛情いっぱい、ふれあいを大切にする
・普段からふれあい、水に触れる、自然に親しむなど。
大切にされて育つと同じストレスを受けても反応が低い。
3,じゅうぶんな睡眠時間を確保する
・慢性的な睡眠不足を避ける工夫をします
4,「いつもと同じ」を取り入れる
・いつもと違うイベントの時は習慣を守る、
いつも持っているおもちゃを持つなどが助けになります
5,決めさせるのは負担になることもある
・決めさせる場合は二者択一も良い方法です
◆HSCのストレスを減らす方法:長期編
・HSCの生活を長期にわたって調整していくことも必要になります。
小学生時代を健やかに過ごし、生きる力を育むために。
1,何ごとも習慣化し、計画を立てておく
・1週間の献立や着る服など
2,「ただ一緒にいる」という時間が大事
・そばにいて見守り、安心感を与える
3,植物や生き物など、自然を取り入れた生活を
・金魚や鉢植えの植物もバランス調整に効果的
4,お互いに目指すものを前向きに語り合う
・大切したいもの(価値)は何か共有する
・知識、道理、奉仕、貢献、創造など
5,苦難に立ち向かう姿勢を示す
・真実を知り対処する力を育てる
・対処法を親子で一緒に学ぶ
6,危機こそチャンス!と受け止められるように
・変化大惨事を乗り超えるサポート
・親子一緒に取り組むと効果的
【人間の自信はふたつある】
・自分の存在への自信:在ること
・自分の能力への自信:できること
◆HSC ハイリー・センシティブ・チャイルドの休息
HSCは非HSCに比べて、敏感な傾向が強いため、心身の疲れを溜めやすい特徴があります。HSP(大人:はいりー・センシティブ・パーソン)も同様ですが、HSCの子どもは特に休息が大切です。敏感な子どもは繊細で気がつきやすことで疲れやすいので、しっかりと休ませてあげることが大切です。
不快なことだけでなく、楽しいことでも刺激が多く興奮するためHSCの子どもは疲れてしまうのです。体の疲れはまだわかりやすいのですが、心の疲れは本人も自覚できていないことがあるため注意が必要です。非HSCの子どもにとっては労力を使わずできることでも、HSCの子どもにとっては大きな負担になることが多いのです。特に、学校のような「同じ行動を求められる場所」では、HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の子どもは自己肯定感が下がり自信も持ちにくいやすい傾向があります。
【HSC ハイリー・センシティブ・チャイルドのまとめ】
1:5人に1人は、人より繊細なHSC(HSP)の気質をもっている
2:苦手な刺激の少ない環境をつくっていく必要がある
3:個人の特性に寄り添い、大人も一緒に考えていくことが大切
4:ストレス軽減には短期編と長期編がある
5:刺激に敏感で周囲や学校に馴染めないことが多いため理解されないことがある
(HSCのための相談やフリースクール・セミナーを行う団体がある)
【HSP/HSC繊細さんのリンク】
◆HSC 繊細ちゃんを持つ保護者さまの心理カウンセリング
◆HSC 繊細ちゃんを持つ保護者さまの心理学専門講座
◆HSP 仙台 心理 VOL.1
人生を変えるかもしれない「繊細さん」のチェックリスト23 HSP
◆HSP 仙台心理 VOL.2
人生を変えるかもしれない「HSPさん」が持つ繊細な8つの特徴 仙台HSP
◆HSP 仙台心理 VOL.3
人生を変えるかもしれないHSPさんが持つ「心の癖」4つのポイント 仙台HSP
◆HSP/HSC 仙台心理 VOL.4
人生を変えるかもしれない「繊細ちゃん」のチェックリスト23 仙台HSP/HSC
◆HSPさんのスキーマ 仙台HSP
◆仙台の認知行動療法|HSPにも効果的な認知行動療法
【HSP/HSC繊細さんのリンク】
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