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心理学の知識

仙台交流分析カウンセリング TA|禁止令と幼児決断

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交流分析|禁止令と幼児決断

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【脚本分析 人生脚本 幼児決断】

【脚本分析】
脚本分析とは、自分の人生を客観的にみる作業です。人生をドラマとしてみると、悩みや喜怒哀楽、期待される結末がみえてきます。その中で、自分が演じている役割を脚本と呼んでいます。また、ハッピーエンドにするには、どのようにすれば良いかを考えることもできます。

【人生脚本】
脚本は、私たちが子ども時代に両親(養育者)の影響をうけて発達し、その後の人生体験によって強化、固定化された人生計画(青写真)なのです。脚本は、人生の重要な局面、たとえば就学、就職、結婚の選択などの行動を決定するほど強力なもので、私たちの生き方に大きな影響を与えます。脚本を分析することで、今まで宿命とか運命とかあきらめていたものが、実は自分が無意識のうちに強迫的に演じていたドラマであることに気づきます。また、人格形成の過程もわかり人生早期に作られた「基本的な構え」などについて知ることができます。そこで、自分がどのような脚本を演じるかを見極め、今までの非建設的な脚本を書き直すことで、そこからの支配(観念主導型)を脱して、真の自分を生きる可能性をフルに生かすこともできるのです。

『TAの究極の目標は脚本分析である。なぜなら脚本が個人の運命とアイデンティティーを決定するからである』
by エリック・バーン(アメリカの精神科医)

【バーンの定義】
脚本とは、人生の早期に親の影響のもとに発達し、現在も進行形のプログラムを言い、個人の人生のもっとも重要な局面でどう行動すべきか指図するものである。

【主人公は自分】
自分の脚本を知ることで、脚本に縛られず、自分自身の手で人生を知り開けるようになることを目指すのが脚本分析の意図であり、交流分析の目標です。交流分析では、自分自身の脚本を書き直すことができると考えます。

【幼児決断】

・親(養育者)は、子どもを育てている間、無意識にたくさんのメッセージを子どもに与えています。そのメッセージを子どもは取り入れ、自分の中でどのように生きていくか決めます。これを交流分析では、「幼児決断」と呼びます。
・幼児決断は、早期に幼児の感情をもとに決めることです。幼児決断をもとに、自分はこう生きようとシナリオを書く。これが、「人生脚本」です。
・幼児決断は両親(養育者)から、さまざまな禁止令(インジャンクション)を受けながらなされるものです。

【ドライバー 拮抗禁止令 禁止令】

禁止令に拮抗するという意味で拮抗禁止令と呼ばれる(以下の5つのドライバー)
「完璧であれ」「他人を喜ばせよ」「努力せよ」「強くあれ」「急げ」

交流分析(TA)では、人は誰でも幼児期の養育者とのやり取りから「自分をかなしばりにするもの」(駆り立てるもの)を身につける。少し成長してからそれを乗り越える「上手く生きていく知恵」を身につけて、この世の荒波を乗り越えようとする。その中で強すぎて自分を「駆り立てるもの」となってしまったものが、「ドライバー」と言われるもの。「駆り立てるもの」は、人生の重要な場面やストレス状態で行動の癖として現れ、トラブルや不幸の基になっている。「駆り立てるもの」は人によって身につけているものが異なり、いつもイライラしている人は「急げ」に駆り立てられているかもしれません。

「駆り立てるもの」には次の5種類。
まず、自分が持っている「駆り立てるもの」、即ち、「いつも自分を急き立てているもの」から解放されれば、自分らしい楽な自分に変身出来る。
◆あなたは、次のうち、どの「駆り立てるもの」をもっていますか? 次の特徴から選んでみましょう。

1.【完全であれ・完璧であれ】
何かしようとするとき、繰り返し「完全にやりなさい」と言われていました。大人になっても「完全にやらなければならない」と、自分は勿論、他人に対しても完全を要求します。好い格好をしたいので、大げさに言ったり、余計なことを言ったりします。他人の短所をつい指摘したくなります。途中での中断が嫌いです。相手の質問に答えられないと、惨めな思いがこみ上げ、焦ってうろたえます。(身体の特徴:緊張・肩こり・頭痛・正しい姿勢・高い声で語尾が下がる・オーバーなジェスチャー)

2.【他人を喜ばせろ】
繰り返し「喜ばせなさい」と言われていました。他人には優しく心から喜んで貰えるように努めます。また人が私を喜ばせるのは当然のことと思っています。また、他人への思いやりは強く自分を犠牲にしてまでも他人につくすので自分が不自由です。人からどう思われているか気になり、冷たくされたり、拒否されるのは、とても恐ろしいことです。(身体の特徴:胃痛・無理をする・低姿勢・丸い背中・うなずき・前かがみ・穏やかな声・和顔)

3.【一生懸命にやれ・努力せよ】
繰り返し「一生懸命やりなさい。努力しなさい」と言われていました。大人になっても「何事も努力が肝心だ」と思っています。結果よりも努力が大事です。ただ努力さえしていれば大丈夫です。努力!努力!これ以外にありません。結果は二の次です。私は「質問にずばり答えないで、歯切れがわるく煮え切らない」と人に言われることがあります。これは一生懸命に、より良い答えをしようとする努力の表れです。(身体の特徴:肩こり・胃に緊張感・かたい姿勢・早口・いつも説得調・力強いジェスチャー・厳しい表情・前のめり)

4.【強くあれ】 
親から繰り返し「泣いてはいけない、こらえなさい、我慢しなさい」と言われていました。大人になっても喜怒哀楽を表にださず厳しく自分をいましめています。弱い自分をさらけださないように、自分のしたことを周囲に知られないように注意します。映画をみたり、小説を読むときも、感動、感激したりしません。他人が簡単に泣いたり、喜んだりするのをみると嫌になります。私の話し方は単調で抑揚がないためか「強がってて、何を考えているのかわからない」などといわれ、無性に腹が立つことがあります。(身体の特徴:胃潰瘍・腕組み・脚組み・低音で大声・への字の口・無表情・反応に間がある)

5.【急げ】
繰り返し「急ぎなさい」「早くしなさい」といわれたので、大人になっても、私はいつもセカセカしています。時間を気にしてよく時計を見ます。本を読んでいる時でも、次は何をしようか考えていることがあって、どこを読んでいるのかわからなくなります。待つことが苦手で、何かしていないと気が落ち着きません。駅で電車を待っているときでも、読書、メール、足踏み、何か動作をしていることが多いです。いつも焦って、早めに仕事をこなしますが、じっくり検討する時間も惜しむので、中途半端になりがちです。(身体の特徴:セカセカしている・前かがみ・イライラ・大声で早口・ポイントしか話さない・話を中断する・眉間に皺・目つきが悪い・目つきが突然変わる)

◆人生の重要な場面、ストレス状態では、これらが強力に現れる。それを実行していることに自分が気づいて手放せば人生が変わる。

※仙台交流分析カウンセリングでは幼児決断・ドライバーについてチェックリストなどを用いながら学ぶことができます。また、本来の自分がしあわせに生きるための「幼児期心理」クリアリングセッション集中プログラムもございます。(*手放す手段を身につけるための短期集中コース)。ご希望される皆様はお問い合せ下さい。

【12の禁止令】

禁止令は「~するな」と、一般的には非言語的に伝えられるメッセージで、子供の頃の信条や人生脚本に組み込まれたメッセージである。
存在するな、自分自身であるな、自分の性であるな、子供であるな、成長するな、成功するな、重要であるな、所属するな、近づくな、健康であるな、考えるな、感じるな、加えて、エピスクリプト(かりたてるもの)というものがある。

『グールディングの禁止令』
子供に対して親から送られるメッセージの中には、子供の心を徐々に蝕み、不登校や非行などの要因となる言葉があります。グールディング夫妻は「するな」という否定的なメッセージを12種類定めて、それを【禁止令】と名づけました。下記12種類(グールディング夫妻の禁止令は<>内の言葉です)

1 <するな>
恐怖心の強い親たちによって与えられる。彼らは子供に「階段のそばに行ってはいけません」「木のぼりをしてはいけない」「ローラースケートはだめよ」など。(過保護)

2 <存在するな>
「あんたなんか生まれてこなければよかったのよ」に代表される、最も否定的で強烈な禁止令。「あなたたち子どもさえいなければお父さんと離婚するんだけど」的な、微妙な形で与えられる。虐待など含む。

3 <親しくなるな><近寄るな>
決定的な愛情不足、スキンシップ不足からくる禁止令。親の離婚や別居の経験。養育者が何度も変わった子が受けやすいといわれています。親しくなってもいずれは死ぬ。

4 <重要であるな>
「黙っていなさい」「こどもはあっちへ行ってなさい」など大人ばかりを尊重し、こどもの主張を認めない抑圧的な家庭から受けやすいメッセージ。こどもは自分を軽視し、目立たないように生きようとする。

5 <子どもであるな>
経済的に貧困で早くから稼ぎ手とならざるを得なかったり、あまりにも厳格で童心を許さない家庭などが与えやすいメッセージと考えられます。父親が死んで「あなたが頼りよ」と言われた長男がその期待にこたえようとする例。長女、長男が幼い弟妹の面倒を任されるなど。

6 <成長するな>
過保護な母親にいつまでも「○○ちゃんが一番大事よ」と溺愛されたり、祖父母に猫かわいがりされた場合にこの、禁止令が書き込まれる可能性があります。末っ子や一人っ子がもらいやすいといわれています。

7 <成功するな>
「おまえは肝心なところで失敗する」「お前は何をやっても駄目だ」に代表される禁止令で挫折や失敗に結びつくメッセージ。

8 <男(女)であるな>
「女は損よ」「あんたが男の子だったらねぇ~」といった性のアイデンティティを否定するメッセージ。

9 <健康であるな、正気であるな>
体が弱いのだから無理をするな 子どもが病気の時は熱心に世話をするが、普段はあまり子どもにかまわない親からもらいやすい禁止令。子どもは「病気になればかわいがってもらえる」という思いから「不健康になろう」と決心してしまいます。

10 <属するな>
「あんな子と遊ぶな」「部活なんかしていたら受験に失敗するよ」など、非社交的だったり子どもの活動を制限したりする親から受けやすいメッセージ。子どもは「自分はどこにも属さないから誰からも愛されない」と決心する可能性があります。

11 <それについて考えるな>
何かしようとするたびに「危ないからダメよ」親の言うことを黙って聞け、などと禁じてしまうものです。こどもは「自分で判断しない方が良い」と思い込み、消極的で優柔不断な人になってしまいます。両親のエゴグラム上の「A」(アダルト:客観性)が極端に低い場合に受け取る禁止令。問題がおこるとおろおろするなど、混乱しやすく頼りない親を見て、子どもは「難しいことは考えまい」と思うのです。

12 <感じるな>五感
「泣く子は嫌い」など、悲しみや怒り、喜びなどの感情を禁じる禁止令です。この禁止令が強く働くと「感情を表現してはいけない」「身体感覚を感じてはいけない」というメッセージを受け止め、心身症に陥る可能性があります。

※自己実現への再決断 グールディング/著

【ラケット感情】

*「ラケット感情」は慢性で定型化された不快感情(いやな感じ・気持ち)。
*「ラケット」は自分でお膳立てしてその感情を味わう過程という意味。
なお、ラケット・システムは”感情、思考、行動を含む(心身相関の)歪んだシステムで、個人が脚本を維持するために自ら強化しているもの”と定義されます。
ラケットとは、「感じられた感情」を認識するものと、実際の感情を「認めない」として目を向けない2つの行動である。これは、より専門的に説明するならば、子供の頃に培われた、多くのストレスのある環境の中で経験された、とても馴染みのある感情であり、A(Adult)客観性や合理化としての解決策が適応できないものである。
そして、「今、ここ」の状況に適して対応できるA(Adult)の感情と反応に代わって、必ず現れるのが、これらラケットと心理ゲームである。

ラケット感情
ラケットとは、「今-ここ」を考えるA(Adult)の思考よりも、子供のころに形成した脚本による行動である。そしてこの行動は、ラケット感情(幼い頃に感じ慣れた感情)を体験し、現状起こっていることを内部的に正当化するために、
(1)実際の問題の解決というより、脚本に行動をあわせるために環境を操作・コントロールする。
(2)埋め込まれているゴールは、問題を解決するためにはさほど良く働かない。

【ラケット感情の性質】

1. 人が心理ゲームを演じるとき、その結末として、きまって味わう不快な感情
2. 幼時期に学習され奨励されたもので、成人の問題解決の手段としては不適切な感情
3. 真実の自然な感情をカモフラージュした人工的な感情
4. それに耽溺していると、愛情や承認(ストローク)が必ず到来するという空想に基づいている
5. 他人を変えようという企みが隠されている
6. この感情に支配されると、人は現時点に不釣り合いな感情反応を示す
7. 少しずつ積み立てられたり、その奥にひそむ真の感情が未処理なまま放置されると、次のトラブルへの準備をうながす→結末感情(心理ゲームの終わりに味わう)
*結末感情は、もやもやした不快感情。憂うつ、怒り、悲しみ、恐怖、罪悪感、後悔などが代表的な感情である。

ラケットとは、個人が、自分でも意識しないまま周囲を操作して、自分の脚本を強化していくことを意味します。幼児期に親の愛情を得る手段として形成された一種の感情の条件反射で、その後の人生においても持続するものを言います。
☆精神分析的に言えば「幼児期に身につけた本能的、感情的生活の歪み」

◆【仙台交流分析】リンク

◆仙台交流分析|エリック・バーン
◆仙台交流分析|自我状態
◆仙台交流分析|幼児決断
◆ディスカウント理論|心理ゲーム分析
◆交流パターン分析|裏面的交流
◆エゴグラム|デユセイ
◆人生脚本|脚本衝動の具体例

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仙台交流分析カウンセリング TA|エリック・バーン|仙台交流分析の心理レッスン講座

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【TAの特色】
1:全般に簡潔で難しい用語を用いず、努めて多くの人々に理解しやすくできている。
2:自分の姿を現象的にとらえ、客観的にみるための工夫がなされている。
3:自分自身の性格形成の過程を探る作業が含まれている。
4:他人との交流パターンに気づき、改善方法が学べる。
5:TAは理論や方法のどこからでも学べ、学習後すぐに活用できる。

*交流分析を学習することにより、自己理解が深まってくると、相手の行動や性格についても、よりよい理解が可能になるので、対人関係が改善されて行きます。
*交流分析は医療、医学界ばかりでなく、家庭、教育界、産業界でも、取り入れられています。

【交流分析の主な考え方】
1,人は誰でも3つの「私」(自我状態)をもっている
2,他人と過去は変わらない、他人を変えるより、自分を変えるほうがはるかに生産的である
3,私たちは自分の感情、思考、行動の責任者となり、「今、ここ」 という次元を生きる

【交流分析の目的】
1:自分への気づきを深めることにより、心身の自己コントロールを可能にすること。
2:自律性を高めることで、自分の考え方、感じ方、さらには行動に責任をもつまで成長すること。
3:こじれる人間関係に陥らず、互いに親密な心のふれあいを体験できるようになること。

【4つの基礎理論】
1,構造分析(感情、思考、行動をP、A、Cに基づいて自己分析する方法)
2,交流パターン分析(自分と他人のやりとり分析)
3,ゲーム分析
4,脚本分析

【3つの理論背景】
1,ストローク(その人の存在や価値を認めるための言動や働きかけ)
2,時間の構造化(閉鎖、挨拶、雑談、活動、ゲーム、親密)
3,基本的構え(人間と人生に対する態度)下記4タイプ

●Im OK. You are OK
●Im not OK. You are OK
●Im OK. You are not OK
●Im not OK. You are not OK

【4つの基礎理論】

交流分析の主な基礎理論は大きくわけて4つあります。

1,構造分析(感情、思考、行動をP、A、Cに基づいて自己分析する方法)

・自己分析(自我状態分析)は、エゴグラムを使って、自分のこころがどのようなバランスで形成されているかを5つの性格傾向
(自分の中に5人の自分がいる、という考え)から分析します。

自分は「どんなタイプか?」「どの感情傾向が強いか?」「何が感じやすく、何を感じにくいか?」
「幼少時からの親との関わりの結果、どんな性格になったのか」(成育歴の影響)など自分の性格傾向(状況)について分析していきます。

これを学ぶと、自分の性格ができたプロセスや原因などが理解でき、自分の無意識の行動パターンにも気づくことにつながるため、自己コントロールが可能になる方が多いのが特徴です。

2,交流パターン分析(自分と他人のやりとり分析)

・コミュニケーションするには複数の人が必要です。それぞれその人たちもみんな自我状態(5人の自分)を自分の中に持っています。
それぞれが、5人の中のどの部分(あるいは誰)が主導権を持って話しているか、聞いているかによって、会話の中身が変わってきます。
この交流パターン分析では、コミュニケーションする人物が5つのどれを使ってお互いにやりとりしているかを分析します。

【主な交流パターン】
●相補的交流:コミュニケーションが長く続く会話(ベクトルが平行なやりとり)
●交差的交流:途中で途絶えてしまう会話(ベクトルが交差的なやりとり)
●裏面的交流:裏のある会話(裏面的:りめんてきなやりとり)

特にうまくいかない自分自身のパターンを分析して、うまくいくパターンに修正して行きます。

3,ゲーム分析(心理ゲーム)
無意識のうちに行っている最終的にうまくいかない、こじれるやりとり。
「繰り返されるネガティブなコミュニケーションパターン」を分析し、修正していきます。

ある特定の人物と、事柄、きっかけは違うが、ほとんどがうまくいかず、けんかになったり、責められたり(責めてしまったり)する関係になる。
最後は「怒り」「不愉快」「後悔」「自信喪失」など、不快な感情を報酬として受け取る。このようなコミュニケーションが、心理的ゲームです。

親しい関係ほど起きやすいこの「心理的ゲーム」を分析します。
心理ゲームは生産的ではありませんので、理論を通してゲームを止める方法を学びます。
※人は他人と深く関わりたいと感じ、無意識に「心理的ゲーム」をしてしまうことがあるのです。

4、脚本分析(人生脚本分析)
自分自身の「人生のシナリオ」を分析し、不適切なシナリオを手放し、より良いシナリオに書き換えていきます。
交流分析の理論では、私たち人間は、9~12歳頃までに、「これからの人生どう生きていくか」というシナリオ(人生脚本)を書くと言われています。
これらのシナリオ(人生脚本)は大きく分けると3種類あり「勝者」「敗者」「どちらでもないもの」があります。

勝者⇒「お金」「財産」「地位」などでなく、「自分の能力や可能性を発揮して生き生きと生きている人」(自己実現)
敗者⇒「自分の能力を発揮せずに、私はダメだ・・私はできない・・」といいながら生きている人
どちらでもない者⇒「時々勝ったり、時々負ける」しかし全体を見てみると”勝ってもいないし、負けていもいない”という人。

自分の脚本を点検・確認・自覚し、敗者の脚本を手放し、望む脚本(勝者の脚本:自己実現の脚本)へ修正して行くことを目指します。

【その他の理論】
◆ストロークとディスカウント
他者(自分)との関係の持ち方のクセを分析し、よりよい人間関係の構築を目指します

◆時間の構造化
他者との交流の度合いから人間が行う時間の構造化(使い方)を分析します。

【時間の構造化】
引きこもり→儀式(挨拶など)→ひまつぶし(うわさ話など)→活動(仕事、趣味など生産的活動)→ゲーム(活動よりも深いのです!)→親密さ
心理ゲームを止めれば、親密さに移行できます☆

・仙台心理カウンセリング&スクールの心理学講座は、理論を使って受講生自ら「不都合な交流パターンに気づき」修正していくことが可能なカリキュラム構成となっております。

自我状態
P・・・親の自我状態(Parent)
A・・・大人の自我状態(Adult)
C・・・子どもの自我状態(Child)

【自我状態の機能モデル】

1 P 理想を追う私
   自分の親や養育者から受け継いだ行動、思考、身振りによって自分を表現します。
   Pは次のふたつに分けられます。

 CP(Critical Parent)批判的な親
   理想を追求し、責任感も強く、まじめで一所懸命に努力する部分。
   これが高いと判断力も強くなり、懲罰的で創造性を抑えてしまいますが、
   社会秩序やルールを守り社会に適応していくには大切なもの

 NP(Nurturing Parent)養育的な親
   思いやりが強く、面倒見が良い保護的な部分。寛容で愛情深く、
   相手に幸福感や満足感を与える。
   これが強すぎると過保護やおせっかいになりやすくなる。

2 A(Adult)大人の心
   冷静な事実中心主義。現実を客観視するためにあらゆる角度から情報を収集し、
   論理的検討を重ねて決断する大人の心でデータ処理のコンピューターのような
   働きをする部分。
   これが高すぎると打算的で冷たく情緒に乏しい人間味に欠けた人になるおそれがある。

3 C(Child)子供の心
   その人が子供時代に行動したり、考えたり、感じたりしたのと同じような状態にある時の
   自我状態をいう。Cは次のふたつに分けられます。
   
 FC(Free Child)自由な子供
   親の影響を受けていない、生まれたままの自然な状態で、明るく自由奔放な部分。
   直感的で快感を求めていきいきと行動する。創造性の源で、心身の健康に不可欠。
   これが極端に高いと、わがままで利己主義になる。
  
 AC(Adopted Child)順応した子供 従順な子供
   いわゆるイイ子の部分です。小さい頃から周りの人たちの愛情を失わないため、
   周囲の期待や規則に合わせる部分。協調性が高い分、自分の感情を抑え、社会の規範に
   沿って行動する傾向を持ち、それが強くなりすぎるといやなことを嫌と言えずストレスを
   心の中に溜め込みやすくなる。反対に周囲の期待や規則への反応として反抗的な行動をとる
   のも、順応した子供の自我状態に含まれる。

【エゴグラム】:5つの自我状態
エリック・バーンの交流分析では、親らしさのP(Parent)、大人らしさのA(Adult)、子供らしさのC(Child)の3要素(3つの自我状態)を用いた。
ジョン・M・デュセイ(アメリカの心理学者)は、Pをさらに批評的な親であるCP(Critical Parent)と養育的な親であるNP(Nurturing Parent)に。
Cをさらに自由奔放な子供であるFC(Free Child)と従順な子供であるAC(Adapted Child)に細分化し、5つの自我状態を分析した。

日本では東大式エゴグラム(TEG式)によりグラフで表示することが考案されたことで、自己分析法として広く一般に知られることとなった。

【5つの自我状態】 ~心の中には5人の私がいる~
親の心(P)は親などの影響を受けて形成され、CPとNPに分けられる。

【CP】・・・(厳格な親の心):道徳的、倫理的、厳格
信念に従って行動しようとする父親のような心。自分の価値観や考え方を譲らず、厳しく、批判的である。

【NP】・・・(保護的な親の心):温かさ、愛情、過保護
思いやりをもって他者のために世話をする母親のような心。優しく、受容的である。

大人の心(A)は科学的な思考・行動の自我状態。
【A】・・・(大人の心):現実的、客観的、人情味に欠ける
事実に基づいて検討・判断する大人の心。冷静で客観的である。

子供の心は(C)子供の自由な感情・環境へ反応の自我状態で、FCとACに分けられる。

【FC】・・・(自由な子供の心):自由奔放、明るい、自己中心的
自分の欲求・感情に従って行動する自由な子供のような心。明るく、無邪気である。

【AC】・・・(従順な子供の心):素直、協調性あり、依存的
自分の感情を抑えて他人に良く思われようとする従順な子供の心。

【エゴグラムで自己分析】

自己分析方法としては東大式エゴグラム(TEG式)が知られている。
質問紙法で、50の質問に答えて行き、最後にそれを集計し点数化したものを、CP、NP、A、FC、ACの順に点数を基にグラフにする。
グラフから各自我状態の強弱・性格の傾向を知ることができる。
点数が高い自我状態はその自我状態の傾向が強いということであり、低いものはその傾向が弱いということである。
例)NPが高い場合は優しくて思いやりが強い、低い場合は思いやりに欠け、冷たいというように判断できる。

一般的に、子供の頃はCPやNPが低くFCやACが高いため右上がりになり、年を重ねるとCPやNPが高くなりFCやACが低くなるため次第に右下がりとなる。
日本人ではNPが最も高い型でCPA>FC>ACとなる「への字型」が最も多くかつ理想的とされ、欧米ではAが最も高い「山型」が最も多くかつ理想的であるとされる。
弁護士やカウンセラーなどは「山型」の人物が多い。業務上では、意識的にAを使って関わる事も可能になる。Aを高め、「山型」を確保できると「心理ゲーム」に陥りにくく、人間関係も仕事もスムーズに進みやすくなる傾向を持つ。

【自我状態】
自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、
「批判的な親 CP」
「養育的な親 NP」
「大人  A」
「自由な子ども(自然な子ども) FC」
「従順な子ども AC」
以上、5つに分類します。

※「RC:反抗する子ども」を加えて6つに分類し分析するものもあります。
ここでは日本人向けに編集された参考文献「わかりやすい交流分析」を基にしています。

・自我状態の中で「親」「大人」「子ども」の3つを、効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。
・エリック・バーンは自我状態のことを、感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。
・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分」がいると仮定します。

私たちは誕生した時、生きていくのに最低限の機能(ソフト)しか備わっていません。
従って、私たちは、誕生の瞬間から「性格」(パターン)が創られていくという理論です。

自分の中の『子ども』。
0~3歳の時に中心的に形成される「子ども」の性格/パーソナリティです。
これをC(Child)と呼びます。これも更に3つに分かれています
  自然な子供/FC=Free Child、
  従順な子供/AC=Adapted Child
  反抗する子供/RC=Rebellious Child

0~3歳の時は、言葉はほとんど理解できないため、両親や周りの大人達の「表情」やしぐさ、、
身体的接触(なでられたり、だっこされたり、あるいは叩かれたり)という刺激で認知・学習します。
これらの外的な刺激によって、脳の中に様々な反応パターンが出来てきます(その人独自の感情的な傾向性)
これをTAではチャイルド(こども)の自我状態と言います。

自分の中の『親』。
3~6歳の時に中心的に形成された「親」の性格/パーソナリティ。
これをP(Parent)と呼びます。これは更に2つに分かれています。
  批判的親/CP=Critical Parent
  保護的親/NP=Nurturing Parent

この『親』の性格は、自分の親を見習って(模倣して)創った性格と言われています。
親のしぐさや考え方などが、気がつかないうちに似てしまう(コピーする)事です。
気づくと、物事に対する反応や言動が両親にそっくりだったことに気づくことがあります。

最後につくられるのが、自分の中の『大人』。
6~10歳を中心に形成された「成人/大人」の性格/パーソナリティ。
これをA(Adult)と呼びます。
  大人/A=Adult
6歳くらいになると、脳が発達し、今までの経験を活かした活動が出来るようになってきます。
過去の経験を分析し、計画をたて、実行する、というようなことです。
冷静に考えたり、判断したりする、A:アダルト(客観的で冷静な大人の部分)の性格です。

このように、TAにおける性格/パーソナリティは、大きく分けると3つ、
細かく分けると5つ(又は6つ)のパーソナリティで構成されています。
自分の中にそれぞれの性格/パーソナリティがどれくらい強いのか、
どんなバランスなのか、を知ることで、自分の傾向を理解することが可能です。
これをチェック・確認できるのが「エゴグラム」という心理テストです。

※仙台交流分析カウンセリング 交流分析専門講座テキストより

?仙台交流分析|心理レッスン概要

◆【仙台交流分析】リンク

◆仙台交流分析|エリック・バーン
◆仙台交流分析|自我状態
◆仙台交流分析|幼児決断
◆ディスカウント理論|心理ゲーム分析
◆交流パターン分析|裏面的交流
◆エゴグラム|デユセイ
◆人生脚本|脚本衝動の具体例
◆仙台交流分析|心理レッスン概要

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交流パターン分析|裏面的交流(りめんてきこうりゅう)

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。
※エリック・バーンはポール・フェダーン(自我心理学)や、エリク・エリクソン(発達段階説)から教育分析を受けていました。

◆交流分析:TAでは、「親 P」「大人 A」「子ども C」の自我状態に分類して、自我状態の交流を分析していきます。
◆自我状態:自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、
「批判的な親 CP」
「養育的な親 NP」
「大人  A」(客観的で冷静な大人の部分)
「自由な子ども(自然で自由な子ども) FC」
「従順な子ども AC」
以上、5つに分類します。

・自我状態の中で「養育的な親」「成人」「自由な子ども」の3つを、効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。
・エリック・バーンは自我状態のことを、「感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。
・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分(自我)」がいると仮定します。

【交流パターン分析】

・これは、P、A、C を応用して、日常のお互いのやり取り(言葉、態度、行動)を分析するものです。対人関係を図式化して、その交流をベクトル(矢印)で表します。交流パターン分析の目的は、自分の、P(親)、A(大人)、C(子ども)の理解を深めながら、自分と他人とが、どのような関わり方をしているのか、その場その場に応じた対処の仕方をどのようにすれば良いのかなどを、意識的にコントロールすることにあります。
・ここで問題にする「やりとり」には、表面的な言語の他、その奥に潜むさまざまな意味をもつ深いレベルのコミュニケーション、特にに非言語(表情、態度、声の調子)も含まれます。
・交流分析では、基本的な対人関係を、次の3つのタイプに分類しています。
1)相補的交流(適応的交流)
2)交叉的交流
3)裏面的交流(仮面的交流)

【相補的(そうほてき)交流】
・相補的交流とは、ある自我状態から送られたメッセージに対して、予想(期待)通りの反応が戻ってくるもので、刺激と反応のベクトルが平行している交流を言います。ここでは、言語的なメッセージと、表情、態度などの非言語なメッセージが一致しています。人間関係の面からいっても、この種の交流は、率直で自然の理にかなっています。

【交差的(交叉的:こうさてき)交流】
・交叉的交流とは、人がある反応を期待して始めた交流に対して、予想外(期待はずれ)の反応が返ってくる場合をいいます。そこでは、コミュニケーションが途絶えて、発信者は無視されたような気持ちになります。また、沈黙が起こったり、話題が変わったり、時にはケンカになってしまうことも少なくありません。したがって、交叉的交流は、人間関係の中で苦痛の源ともなるものです。

【裏面(りめん)的交流】
・裏面的交流は、相手の1つ以上の自我に向けて、顕在的な交流と潜在的な交流の両方が同時に働く複雑な交流です。表面的(社会的)では、もっともらしいメッセージを発しているようですが、その主な欲求や意図、又は真意などが、裏面(心理的)に隠されているのが特色です。

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感覚で理解しながら学べるロールプレイ中心の実践的な指導。現場で活かすカウンセリング技法を修得するには、体験学習が欠かせません。カウンセリング現場や日常生活に、すぐに役立つスキルの習得が可能です。また、マンツーマンですから、講師とのコミュニケーションの密度が圧倒的に濃く、自分が感じたことも自由に発言できます。常にあなたのペースで、自分の心と向き合いながらの講座ですから、数多くの気づきで心理的成長が期待できます。

皆様が、仙台心理カウンセリング&スクールで学び、その中で「より良く生きるため」のスキルを感覚でも身につけて頂けますよう、やさしく丁寧にご指導致します。

◆【交流分析】リンク

◆仙台の交流分析|エリック・バーン
◆仙台の交流分析|自我状態
◆仙台の交流分析|幼児決断
◆ディスカウント理論|心理ゲーム分析
◆交流パターン分析|裏面的交流
◆エゴグラム|デユセイ
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仙台交流分析でエゴグラム|デュセイ 仙台で学ぶ心理学 TA交流分析

仙台の交流分析カウンセリング

エゴグラム|デュセイ

【エゴグラム】:5つの自我状態
エリック・バーンの交流分析では、親らしさのP(Parent)、大人らしさのA(Adult)、子供らしさのC(Child)の3要素(3つの自我状態)を用いた。
【自我状態】自我状態というのは、思考・感情・行動の一貫したもので、
「批判的な親 CP」
「養育的な親 NP」
「大人  A」
「自由な子ども(自然な子ども) FC」
「従順な子ども AC」
以上、5つに分類します。
※「RC:反抗する子ども」を加えて6つに分類し分析するものもあります。

・自我状態の中で「親」「大人」「子ども」の3つを、効果的な自我状態と呼び、この3つの自我状態を、バランス良く使うようになることを目指します。
・エリック・バーンは自我状態のことを、感情と経験の首尾一貫したパターンと、直接それに対応する一定の行動パターンを伴うもの」と定義。
・エゴグラムでは、自分の中に「5人の自分」がいると仮定します。
私たちは誕生した時、生きていくのに最低限の機能(ソフト)しか備わっていません。従って、私たちは、誕生の瞬間から「性格」(パターン)が創られていくという理論です。

ジョン・M・デュセイ(アメリカの心理学者)は、Pをさらに批評的な親であるCP(Critical Parent)と養育的な親であるNP(Nurturing Parent)に。Cをさらに自由奔放な子供であるFC(Free Child)と、従順な子供であるAC(Adapted Child)に細分化し、5つの自我状態を分析した。日本では東大式エゴグラム(TEG式)によりグラフで表示することが考案されたことで、自己分析法として広く一般に知られることとなった。

【5つの自我状態】 ~心の中には5人の私がいる~

親の心(P)は親などの影響を受けて形成され、CPとNPに分けられる。
【CP】・・・(厳格な親の心):道徳的、倫理的、厳格
信念に従って行動しようとする父親のような心。
自分の価値観や考え方を譲らず、厳しく、批判的である。
【NP】・・・(保護的な親の心):温かさ、愛情、過保護
思いやりをもって他者のために世話をする母親のような心。優しく、受容的である。

大人の心(A)は科学的な思考・行動の自我状態。
【A】・・・(大人の心):現実的、客観的、人情味に欠ける
事実に基づいて検討・判断する大人の心。冷静で客観的である。

子供の心は(C)子供の自由な感情・環境へ反応の自我状態で、FCとACに分けられる。
【FC】・・・(自由な子供の心):自由奔放、明るい、自己中心的
自分の欲求・感情に従って行動する自由な子供のような心。明るく、無邪気である。
【AC】・・・(従順な子供の心):素直、協調性あり、依存的
自分の感情を抑えて他人に良く思われようとする従順な子供の心。

【エゴグラムで自己分析】
自己分析方法としては東大式エゴグラム(TEG式)が知られている。質問紙法で、50の質問に答えて行き、最後にそれを集計し点数化したものを、CP、NP、A、FC、ACの順に点数を基にグラフにする。グラフから各自我状態の強弱・性格の傾向を知ることができる。点数が高い自我状態はその自我状態の傾向が強いということであり、低いものはその傾向が弱いということである。

例)NPが高い場合は優しくて思いやりが強い、低い場合は思いやりに欠け、冷たいというように判断できる。一般的に、子供の頃はCPやNPが低くFCやACが高いため右上がりになり、年を重ねるとCPやNPが高くなりFCやACが低くなるため次第に右下がりとなることが多い。

日本人ではNPが最も高い型で、「への字型」が最も多くかつ理想的とされ、欧米ではAが最も高い「山型」が最も多くかつ理想的であるとされる。弁護士や裁判官、カウンセラーなどは「山型」で中立的な立場をととる人物が多い。業務上では、意識的にAを使って冷静かつ、客観的な視点で関わる事が求められる。Aを高め、「山型」を確保できると「心理ゲーム」に陥りにくく、人間関係も仕事もスムーズに進みやすくなる傾向を持つ。

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仙台交流分析カウンセリング TA|自我状態 エゴグラム TEG|仙台で学ぶ交流分析

仙台交流分析カウンセリング

交流分析 TA(Transactional Analysis)は、
アメリカの精神科医:エリック・バーンが創始した心理療法です。

【TAの特色】
1:全般に簡潔で難しい用語を用いず、努めて多くの人々に理解しやすくできている。
2:自分の姿を現象的にとらえ、客観的にみるための工夫がなされている。
3:自分自身の性格形成の過程を探る作業が含まれている。
4:他人との交流パターンに気づき、改善方法が学べる。
5:TAは理論や方法のどこからでも学べ、学習後すぐに活用できる。

*交流分析を学習することにより、自己理解が深まってくると、相手の行動や性格についても、よりよい理解が可能になるので、対人関係が改善されて行きます。
*交流分析は医療、医学界ばかりでなく、家庭、教育界、産業界でも、取り入れられています。

【交流分析の基礎】

【交流分析の主な考え方】
1,人は誰でも3つの「私」(自我状態)をもっている
2,他人と過去は変わらない、他人を変えるより、自分を変えるほうがはるかに生産的である
3,私たちは自分の感情、思考、行動の責任者となり、「今、ここ」 という次元を生きる

【交流分析の目的】
1:自分への気づきを深めることにより、心身の自己コントロールを可能にすること。
2:自律性を高めることで、自分の考え方、感じ方、さらには行動に責任をもつまで成長すること。
3:こじれる人間関係に陥らず、互いに親密な心のふれあいを体験できるようになること。

【4つの基礎理論】
1,構造分析(感情、思考、行動をP、A、Cに基づいて自己分析する方法)
2,交流パターン分析(自分と他人のやりとり分析)
3,ゲーム分析
4,脚本分析

【自我のつくられる時期】

◆自分の中の『子ども』。
0~3歳の時に中心的に形成される「子ども」の性格/パーソナリティです。
これをC(Child)と呼びます。これも更に3つに分かれています
自然な子供/FC=Free Child、
従順な子供/AC=Adapted Child
反抗する子供/RC=Rebellious Child
0~3歳の時は、言葉はほとんど理解できないため、両親や周りの大人達の「表情」やしぐさ、、身体的接触(なでられたり、だっこされたり、あるいは叩かれたり)という刺激で認知・学習します。これらの外的な刺激によって、脳の中に様々な反応パターンが出来てきます(その人独自の感情的な傾向性)
これをTAではチャイルド(こども)の自我状態と言います。

◆自分の中の『親』。
3~6歳の時に中心的に形成された「親」の性格/パーソナリティ。
これをP(Parent)と呼びます。これは更に2つに分かれています。
批判的親/CP=Critical Parent
保護的親/NP=Nurturing Parent
この『親』の性格は、自分の親を見習って(模倣して)創った性格と言われています。
親のしぐさや考え方などが、気がつかないうちに似てしまう(コピーする)事です。
気づくと、物事に対する反応や言動が両親にそっくりだったことに気づくことがあります。

最後につくられるのが、
◆自分の中の『大人』。
6~10歳を中心に形成された「成人/大人」の性格/パーソナリティ。
これをA(Adult)と呼びます。
大人/A=Adult
6歳くらいになると、脳が発達し、今までの経験を活かした活動が出来るようになってきます。
過去の経験を分析し、計画をたて、実行する、というようなことです。
冷静に考えたり、判断したりする、A:アダルト(客観的で冷静な大人の部分)の性格です。
このように、TAにおける性格/パーソナリティは、大きく分けると3つ、細かく分けると5つ(又は6つ)のパーソナリティで構成されています。自分の中にそれぞれの性格/パーソナリティがどれくらい強いのか、どんなバランスなのか、を知ることで、自分の性格傾向を理解することが可能です。これをチェック・確認できるのが「エゴグラム」という心理テストです。

※仙台心理カウンセリング 交流分析講座テキストより

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「健全な人間像と健全な人間関係」を学ぶ

仙台カウンセリングで学ぶ心理カウンセリング

「健全な人間像と健全な人間関係」で、メンタルヘルスを整える

自分のこころを癒し、心の成長を重ねていく時、どんな人間になったら良いのかの指標。

健全な人間像

□【1】自己評価の高い人間
□【2】権威者も含めて、他人と対等に話ができる人間
□【3】自分の考え、態度、行動、言動に責任をとる人間
□【4】自分と他人に愛を与えることができるやさしい思いやりのある人間
□【5】自分を大切にし、自分の世話ができる人間
□【6】自己が確立しており、自分の目標がはっきりしてる人間
□【7】建設的な批評を受け入れ、自分の成長に役立てることができる人間
□【8】自分と他人の長所や短所をはっきり現実的に認識できる人間
□【9】他人の意見を尊重し、しかも適切な自己主張ができる人間
□【10】平安さと落ち着きを持つ人間

□【11】自分と他人を愛し大切にできる人をまわりにおくことができる人間
□【12】常に自己の成長に努力し、必要な知識や技術を身につけていく人間
□【13】家族や友人、職場での人間関係を大切にする人間
□【14】たとえつらくとも、感じるべき感情を感じ、適切に表現できる人間
□【15】ものを決断する時、いろいろなインフォメーションや方法を考慮に入れ考えることができる人間
□【16】いったんじっくり考えて出した決断は、結果を恐れず勇気をもって行動できる人間
□【17】自分のことだけでなく他人の幸せも考慮できる人間
□【18】自己を超越したスピリチュアリティにふれ、人類全体や自然保護など大きなことに関心をもつ人間
□【19】忍耐強く規律に富んでおり、逆境に負けず、失敗から学んでいける人間
□【20】人生を楽しみ、喜びを生活の中に組み入れていける人間
□【21】自分と他人のバウンダリー(境界線)を尊重できる人間
□【22】自分が間違った時はあやまり、他人に感謝の気持ちを表現できる人間

下記に挙げる各項目をご自身のさまざまな人間関係に照らして考えてみましょう。
これらの要素は存在するでしょうか。

健全な人間関係の要素”をチェックしてみると自分の人間関係でうまくいっているものとそうでないものがあるのがわかります。

これらの要素のうち、どれかが欠けているとその関係に穴があいているような 感じがします。

「健全な人間関係の要素」チェックリスト

【1】許容・・・・・
*自分は防御の壁をどこまで下げられるか。 相手がこちらの感情に影響を与えてくるのをどこまで許しているか。

【2】理解・・・・・
*自分は相手を理解しているか。相手の言動の意味を把握しているか。

【3】共感・・・・・
*自分はどこまで相手の気持ちを共に感じ認められるか。

【4】同情・・・・・
*自分は相手が心配している問題について純粋に心配することができるか。

【5】尊敬・・・・・
*自分は相手を価値ある存在として扱っているか。

【6】信頼・・・・・
*自分が誰にでも打ち明けるわけにはいかない事柄に相手がどこまで接近してくるのを許せるか。

【7】受容・・・・・
*自分は自分のままで良いか。相手は相手のままで良いか。

【8】誠実・・・・・
*この関係は事実の上に成り立っているか。何らかの下心はないか。

【9】意志の疎通・・・・・
*自分達はお互いにとって重要な事柄を率直に話し合うことができるか。
お互いを理解し、関係を前進させて行くためのコミュニケーションの仕方を知っているか。

【10】一致・・・・・
*自分と相手はどの程度まで好き嫌いが一致しているか。
二人の感じ方や信条に違いがあった場合それはどの程度問題になるか。

【11】個の確立・・・・・
*自分は相手に対応しながらもどこまで自分自身を維持できるか。

【12】配慮・・・・・
*自分は自分の欲求だけでなく相手の欲求も心に留めているか。

*以上は健全な人間関係に欠かせない要素のまとめ。
コミュニケーションにおいて、「自分は相手を、相手は自分を現実的にみているか。自分はありのままの相手を見ることができるか。相手はありのままの自分を見ることができるか」という点は、何よりも重要。人間関係の性質のいかんに関わらず、 ”自分の現実を見せられるか、相手の現実を見られるか”ということが人間関係の健全さを決める鍵なのです。

【機能不全家族・共依存・AC関連リンク】

◆機能不全家族チェックリスト
◆共依存チェックリスト|機能不全家族
◆ACアダルト・チルドレンチェックリスト
◆健全な人間像と健全な人間関係チェックリスト

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来談者中心療法|カール・ロジャース

仙台カウンセリング技術を学ぶ

仙台で来談者中心療法|カール・ロジャース

「来談者中心療法」は、
1940年代にカール・ロジャースによって開発されたカウンセリングの立場

来談者中心カウンセリングでは、カウンセラーは来談者の内にある自己実現傾向を発揮できるように、そばに寄り添い、共感し、共に考えながら、来談者の自己検討を援助していく存在である。

来談者が安心して自己のありのままでいられる場を提供し、ありのままの自己を探索し表現することを促進させていく。
カウンセラーは来談者の語る内容を傾聴し、知的水準だけでなく、感情的水準も理解して応答していく。

来談者はカウンセラーとの会話の中でありのままの自分に気づき(自己洞察)、それを受け入れ(自己受容)、より統合された自己の中で再度問題を解決しようと決心(自己決定)をする。

カウンセラーはこのプロセスに共に付き合い、援助してくれる存在である

カール・ロジャースは、来談者をひとりのユニークな個人として尊重するということを示すだけでなく、「何がその人を傷つけているのか、どの方向に行くべきか、何が重要な問題なのか、どんな経験が深く秘められているかなどを知っているのはクライエント自身である」という確信を表した。

カール・ロジャースの考えは、個人を対象とした心理療法の範囲にとどまらず、グループや社会の人間関係まで広がった。このような、ロジャースの人間関係の成長に関する幅広い取り組みの総称を、「来談者中心療法」と呼ぶこともある。

1940年代から1950年にかけて来談者中心療法は日本に導入され、カウンセリング界に多大な影響を与えた。来談者中心療法(クライエント中心療法)は、ロジャースによって、非指示的療法から来談者中心療法、そして人間中心療法へと、時代を追って改名されている。

カウンセラーに必要な3つの態度条件

1、自己一致
2、無条件の積極的関心(無条件の受容)
3、共感的理解

カウンセラーの積極的傾聴により、クライエントは、より深く自分の感情や態度を探り始め、以前には気付かなかった自分の面を発見するようになり、自分を大切にするようになる。自分自身の心の声に耳を傾けるようになり、やがて自己否定の態度から自己受容する態度に移行していくことで、本来のクライエントらしさを取り戻して行く。

●カール・ロジャース(1902~1987)アメリカの臨床心理学者

心理相談の対象者を患者ではなくクライエント(来談者)と称したのは彼が最初である。
クライエント(来談者)とは生活していくうえで、何らかの困難や不安を持ったり、堂々巡りの悪循環に陥った時などに、第三者の意見や援助を必要とする人。

クライエントとは顧客の意。患者(patient)といわないところにカウンセリングの哲学がある。

すなわち、治療する人間、治療される人間というとらえ方でなく、お互いに人間として仲間であり同格であるという思想が、患者といわずクライエントと言わしめている。クライアントと発音する人もいる。

仙台心理カウンセリングセンターでのカウンセリングは、来談者中心療法を基礎とし、傾聴、効果的な質問なども用いながら、必要に応じた「心理療法」の提供も可能となっております。*初回面接(初めてご相談)の場合は、「傾聴による対応」を心がけながら、お話をお聴きして行きます。

仙台で援助者を目指す傾聴術|トマス・ゴードン

仙台で援助者を目指すカウンセリング傾聴術1 

良い援助者とは~カウンセリングでの受動的な聴き方~

仙台で援助者を目指す傾聴術1|トマス・ゴードン

~受動的な聴き方~

■良い援助者とは

・誰か他の人の手助けをするというのは、相手の成長を促し、役立つ変化をもたらすチャンスです。
あなたにとって、大切な人の手助けに成功すれば、あなたがそのために費やした時間や思いやりは、二人の関係をさらに深め、長続きさせるという形で報いられます。

・問題を抱えてあなたの助けを求めに来た人に対して、良い効果のある援助を与えるためには、何が必要でしょうか。
・効果的な手助けには、少なくとも3つの基本的要素(カール・ロジャース理論)があります。

1、受容:相手をあるがまま受け入れる
2、共感:自分を相手の立場において、相手の感情を体験する
3、自己一致(ほんもの):正直で率直な関係をもつ

■受動的な聴き方

・相手が問題を抱えている時、相手の高ぶった感情がおさまるように手助けする効果的な方法のひとつは、受動的な聴き方による対応です。
これは、あなたが相手を受け入れ、認めていることを示し、相手に話を続けるようにと励まします。受動的な聴き方による対応は下記のようなものです。

1、そばにいる
・相手が問題を持つことを知った時、物理的にそばにいて、相手と向き合い、目を見つめている事で、あなたの聴く姿勢を相手に感じさせる事ができる。

2、沈黙
・相手が問題を見つめようとしたとき、あなたが黙って聴くことができれば、相手にとって大きな助けや変化、気づきにつながります。

3、あいづち、うなずく
・あなたが、相手に注意、関心を持っていることを示すことができます。
・ある程度まで、あなたの、受容と共感を相手に伝えます。

4、繰り返し(相手の話した言葉を一部くりかえす)
・この対応は、相手の考えや思いや感情を、さらに深く話すことを促進します。

5、気持ちをくむ
・相手の感情に対し、あなたの受容と理解を表わし、援助したいと思っていることを伝えます。
「言葉にならないくらい辛かったのですね・・」
「これからどうしたら一番良いのか、一緒に考えていきませんか?」

※このような受動的な聴き方による対応は、相手に受け入れられたと感じさせ、信頼関係が深まるため、コミュニケーションを継続させる効果があります。

◇仙台心理カウンセリングにて開講中の心理学講座では、以上のような技法を「体験実習と反復実習」にて身につけることを目指した「カリキュラム」構成としています。

仙台で援助者を目指す傾聴術2

  

~能動的な聴き方~

■能動的な聴き方

・能動的な聴き方は相手が問題を持った時に、その人を援助するための技法です。
・援助しようとするときの基本的な方法は、受容と共感を伝えることです。
・あなたの欲求を満たすために相手と関わる事と、相手を援助するためにあなたが関わる事では、態度が全く異なります。

1、あいづち・うなずく
2、くりかえし
3、ドアオープナーのことば
(解読した結果、効果的と思われるフィードバックを行う)
4、要約・言いかえ
5、気持ちをくむ(相手の感情に耳を傾ける)

■ 【質問技法】

・開かれたと閉ざされた質問をバランスよく使い分ける

1)閉ざされた質問

・はい、いいえで答えることができる
・自分が関心のある問題だけをきいていく傾向があり、情報が偏りがちになる点に注意する。
・口の重い相手や、必要な情報を得る時には有用。

2)開かれた質問

・「~とはどんなことですか?」「~について話していただけませんか?」という話の主導権を相手に与える。
・こちら側(カウンセラー)の思惑を気にすることなく、相手の考えていること(真実・本心)を、自由に表現する機会を与える。
・相手の問題を引き出し、感情に注意を集中させていく時などに用いる。
・出来事について感情体験を、相手(本人)に気づかせる。
・相手にとってそれは、どんな「感情」「気持ち」だったのかを質問する。
 
※アメリカのトマス・ゴードン(1918年~ )が唱えた「親教育のプログラム」には、「望ましいコミュニケーション」という、子どもとのコミュニケーションのあり方について学ぶものがあります。

■望ましいコミュニケーション

1:相手が問題を抱えている時は、必ず「何かあるな」と感じさせる言葉や態度を示す。

2:そのサインを「何かあるな」「何だろう」と読み取り、相手の感情や考えるだろうと、推察したことを言葉にして相手に返し、相手がそれを実際に感じているかどうかを確認する。

3:相手は、こちらが確認したことが正しければ、コミュニケーションを先にすすめる。

また、こちらが確認したことが間違っていれば、それを否定して、より明確なサインを送ってくる。

◇仙台心理カウンセリングにて開講中の心理学講座では、以上のような技法を「体験実習と反復実習」にて身につけることを目指しカリキュラム構成しております。

「共感する技術」と「同感」の大きな違い

共感と同感は混同されて使われてしまう事が多い。
理解していないとコミュニケーションのすれ違いが起こる。

例えば・・・友人が、
☆「仕事が単調だから、つまらないのよね~」と言ってきた時、

Aの返答
・・・・・『単調じゃ、つまらないわよね』 → この返答は、「同感」(同調:私もそう思う)

Bの返答
・・・・・『仕事が単調で、つまらなくなってるのね』 → この返答が、「共感」(あなたはそう感じている)

相手を理解してあげたいと思ってAの返答「同感」(同調)をしても、残念ながら相手は自分の気持ちを理解してもらえたと感じない。
そして、理解されたと感じてない姿を見てAの返答「同感」(同調)をした人は、自分の ”おもい” が相手に伝わっていないストレスを感じる。
コミュニケーションのすれ違いはこんな風に徐々に始まり、それぞれの内面(無意識)に蓄積されて行く訳です。

「共感」・・・日常のコミュニケーションで、ぜひ!試してみてください ^^☆

★「心理カウンセラー養成講座」初級編では、「共感すること」をロールプレイで、体験的に身につけて行くワークも取り入れています。

仙台で心理テスト|赤ずきんちゃんでわかるコミュニケーション度

仙台カウンセリング受ける前に確認しておきたいこと

心理テストでコミュニケーション度を確認いしてみましょう

仙台で心理テスト|赤ずきんちゃんでわかる!
あなたの「コミュニケーション」度★

◆心理テストでコミュニケーション度を確認

あなたの「コミュニケーション」度★

Q:「あかずきんちゃん」のお話を思い出して下さい☆

幼いころは胸をワクワクさせてきいていたけれど、良く考えてみたらずいぶんとおかしなところがあるようです。
あなたが特に強く感じる疑問点を1~4の中から選んでみてください。

心理学の視点から、あなたのコミュニケーション度を分析☆

【1】オオカミは、なぜ、一番襲いやすい森の中で赤ずきんちゃんを食べなかったのか?

【2】オオカミは、なぜ、おばあさんにばけてから赤ずきんちゃんを狙ったのか?

【3】オオカミは、なぜ、ふたりを食べた後逃げないでベッドで寝ていたのか?

【4】オオカミは、なぜ、おなかを切られたのに目をさまさなかったのか?
    
さて、あなたが疑問に感じたのは何番でしたか?

あなたが疑問に思った内容から、コミュニケーショントラブルの度合いがわかります。

あなたの「コミュニケーションの特徴」を心理学的視点から、みることができます。

↓↓↓

【1】なぜ、森の中で赤ずきんちゃんを食べなかったのか

を選んだ人は・・・自分の考えだけで行動していないでしょうか。
森の中で赤ずきんちゃんを食べないことに疑問を感じたあなたは、気が短くて思いつきのまま行動してしまうタイプかも。
つまらないことで周囲の人たちとぶつかる可能性があるかもしれません。

★コツ! 相手のことも思いやる努力をしてみてはいかがでしょう。

【2】なぜ、おばあさんにばけてから赤ずきんちゃんを狙ったのか

を選んだ人は・・・時には夢をみて、ロマンティックになってみては。
オオカミの演技に疑問を感じたあなたはとても現実的な人。
なんでもはっきりと割り切って結論を出してしまうとおもしろみに欠けた人なんて言われかねません。

★コツ! つまらないと思ってもいろんな人と関わり視野を拡げてみてはいかがでしょう

【3】なぜ、ふたりを食べた後逃げないでベッドで寝ていたのか

を選んだ人は・・・少し臆病なのは、周囲の目を気にしすぎるから。
オオカミがささと逃げればいいと考えたあなたは、気が小さくて用心深いのかもしれません。
人との付き合いでも悩んでばかりいて、心を開いた関係が築けないようです。

★コツ! 勇気を出して、周囲の輪に飛び込んでみてはいかがでしょう。

【4】なぜ、おなかを切られたのに目をさまさなかったのか

を選んだ人は・・・たまには、リラックスしてみてはいかがでしょうか。
理屈にあわないことにこだわるのあなたは、とてもまじめな性格です。
物事も決まった通りに運ばないと納得できません。
そんなかたいイメージが周囲の人たちにけむたがられるかも。

★コツ! ささいなことは気にせず、周囲の人と一緒にさわぐ事を楽しんでみてはいかがでしょう。

☆.。.:*・゚☆.。.:* .。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆

自分自身のコミュニケーションパターン(癖)をより深く知ることで、不都合を引き起こす行動パターンを変容させることが可能です。
自己理解が進むことで、相手を配慮できる心が育ち、結果的にスムーズな人間関係を築く事もできます。

消極的なため、又は自己主張が強すぎたために、相手との信頼関係が築けなかった。
・・・という、過去に苦い経験をお持ちの方にはコミュニケーション術を学ぶことが非常に役立つかもしれません。
心理学講座では「ハッピー☆コミュニケーション術」を学ぶことができます。

コミュニケーション術を学ぶには コミュニケーション講座(全4回)がオススメ^^☆です。

【楽しい心理テストのリンク】

◆心理テスト|お姫様で人生脚本がわかる!
◆心理テスト|ピーターパンの積極性がわかる!
◆心理テスト|赤ずきんちゃんのコミュニケーション

◆仙台心理カウンセリングの心理カウンセリングについて
◆仙台心理カウンセリング:予約の流れ
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ストレスを受けやすい人の特徴6項目

ストレスを受けやすい人の特徴6項目

【ストレスをためやすい人】*6項目

★ 【几帳面、責任感が強い、仕事熱心】
・なんでも完璧にこなそうとするため、他人に仕事を任せることができず、
自分ひとりで抱え込んで、心身ともに疲れきってしまいます。

★ 【秩序を重んじる】
・秩序やルールにこだわる人は、状況が変わると、
自分のペースが乱されてストレスをため込むことになります。

★ 【周囲の評価を気にする】
・自分は他人の目にどのように映っているかを気にするあまり、
思うように行動できなくなり、結果的にストレス過剰になりがちです。

★ 【自分より相手を重んじる】
・「人に何かを頼まれると断れない」「言いたいことがあっても遠慮する」という人は
ストレスを内に秘めやすいといえます。

★ 【優先順位がつけられない】
・複数の仕事を抱えたとき、優先順位をつけて要領よくこなしていくことができずに、
一から十まで完璧にやろうとしてストレスはたまる一方です。

★ 【気持ちの切り替えができない】
・失敗した時のショックをいつまでも引きずり、神経質になって、
ますます几帳面になるため大きなストレスを抱えてしまいます。

●まじめで責任感が強い人ほどストレス過剰になりがち
・うつ病の患者さんの多くは、まじめで几帳面、秩序やルールを重んじ、
協調性に富み、正義感や責任感の強い人です。
職場では上司に信頼される模範社員タイプ、学校では教師や級友から一目置かれる優等生タイプです。
・このような性格は、社会的には高く評価されます。
しかし裏を返せば、頑固で融通がきかないという短所になりかねません。
・「明日でいいことは明日にまわそう」とか、「仕事に優先順位をつけて要領よく片付けよう」という、
柔軟な発想ができず、すべてを完璧にやり遂げようとして、
慢性的なストレスを抱え込んでしまう傾向があります。

●気持ちの切り替えが遅い人はストレスを内に秘めやすい
・ストレスをためやすい性格でも、ストレスをうまくコントロールできれば、心の病を招かずに済みます。
たとえば、上司から書類の不備を指摘されたとき「同じミスをしないように気をつけよう」と、
気持ちを切り替えることができるひとは、ストレスが少なくてすみます。
・しかし「上司を怒らせてしまった。自分はダメ社員だ」などと、一度の失敗にこだわり、
上司の評価を気にしてばかりいれば、ストレスはたまる一方です。
・ストレス過剰になりやすい性格に加え、ストレス処理も苦手な人が、うつ病になりやすいのです。

【ストレスに強い性格でも、うつ病になる可能性がある】
・うつ病になりやすい性格とは対照的な、のんびりマイペースの人でも、うつ病にならないとは限りません。
・うつ病の最大の要因はストレスです。ストレスに強い人でも、
処理能力を超えるストレスにさらされれば、心を病む可能性があります。
・めまぐるしく変化し多様化した現代社会は、
かつて経験したことのない新たなストレス源が次々と発生しています。
このストレス社会を生きて行くには、誰でもメンタルヘルスに気を配る必要があります。

☆仙台心理カウンセリングでの、心理カウンセリング及び、心理学講座は、
自分自身の脆弱性に気づき、受容し、セルフケアしながら、
健やかな日常を目指してサポートして行きます☆

皆様のご来室を、心よりお待ち申し上げております。